月別アーカイブ: 2018年6月

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家庭教師は高学歴だけじゃない!

家庭教師のバイトを始める最初の段階は、いろいろなセンターのHPをご覧になるかと思います。その時に必ず設けられている「学歴」の項目。正直学歴が高い人にとってはサクサク記載できてしまいますが、いわゆる低い学歴の人は躊躇することもあるかと思います。

そもそも学歴はなぜ問われるのでしょうか?

家庭教師センターにとっても、ご家庭においても客観的要素として設けられています。家庭教師センターでは登録時に簡単なテストを行いますが、それだけでは正確な学力はわかりません。そこで、大学名で大体の偏差値を把握します。また入試方法(一般入試、AO入試、内部進学、推薦入試)もある程度学力を測る要素となります。

個人契約の場合、ご家庭においてはテストをすることはまずないので、大学名だけが学力を知る方法となります。以上のことから、学歴は問われています。

学歴が高くないと紹介、依頼がないの?

そんなことはありません。生徒さんの状況は様々ですから、求める指導内容は個々に違います。家庭教師の「能力」は学力だけではありませんから、生徒さんの求める条件に合いさえすれば、家庭教師バイトの案件はいくらでもあると言っていいでしょう。

例えば、小学生低学年の生徒さんなら、いかに勉強を楽しんでできる工夫ができるか、低学年に対しての適切なコミュニケーション能力や人柄といったことが大事となってきます。
逆に中学受検を希望している生徒さんでは、中学受検の経験者の受験対策に期待されるご家庭が多いと思いです。

また、家庭教師バイトで一番多い中学生では定期テスト、高校受検を見据えた指導が必須ですので、中学レベルの数学、英語が指導できることが必要です。

ご家庭からの条件は様々ですから、高学歴だけに偏ることはありません。家庭教師、生徒の双方にマッチングできる案件を家庭教師センターには多数ありますので、いくつかの家庭教師センターに登録するのをお勧めします。

以上のように家庭教師バイトでは、先生に求められるのは「学力」「学歴」だけではなく、「指導能力」「コミュニケーション能力」「誠実さ」「熱心さ」などの要素も非常に重要ですので、臆することなく家庭教師バイトにTRYしてみてくださいね。

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家庭教師ができる、自尊感情を育てる最高の指導法

タイトルを読んで「えっ?家庭教師が生徒の自尊感情を育てるの?」「そんな重大なことできない」「家庭教師は勉強だけでいいんじゃないの?」と思った方も多いかと思います。
たしかに家庭教師の一番のお仕事は成績を上げることです。では成績を上げるには勉強だけ正しく指導すればできることでしょうか?答えはNOです。

自尊感情とは?

自尊感情の定義は研究者によってさまざまですが、「自分自身を尊重し、価値があると感じること」が大筋の解釈です。

自尊感情が高いと「私は大切な存在だ」「私はこれでいいんだ」と自分を肯定でき、あらゆることにポジティブに向き合えます。逆に自尊感情が低いと「私なんて価値がない人間だ」というように自分を否定し、ネガティブ思考に陥ります。 さらに海外の研究では自尊感情が低いと低学力や引きこもり、最悪の場合は自殺などを引き起こす可能性が高いと言われています。

このように自尊感情が高い人は、低い人と比べて望ましい思考と行動をすることが多く、不適応な行動は少ない傾向にあります。

自尊感情はどうやって育つの?

自尊感情のベースは「ありのままの自分でいい」と思えることです。それには周りからありのままの個性を「認められる」「褒められる」「愛される」ことが必要です。

家庭教師バイトで指導する生徒は、外的要因によって揺れ動く時期でもあります。思春期の自尊感情は特に他人からの評価で左右されやすいのです。友人や学校の先生、家庭教師など密に関わる関係性は自尊感情を育む上で深く関係しています。

家庭教師ができる最高の指導法

家庭教師ができる簡単で、とても効果的な方法があります。 それは生徒に健全なメッセージを贈ることです。そうすることで、生徒自身が健全なアファメーション(ポジティブな言葉)を使い、思考がポジティブに働き、比例する自尊感情が高くなります。

では具体的に見ていきましょう。

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図のようにいいメッセージはどれもシンプルです。これらの言葉を毎回の家庭教師バイト時間内で使うだけで、知らず知らずのうちに生徒の自尊感情は確実に高まります。また、その言葉を復唱させることが重要です。

例えば
家庭教師:「○○君、すごいじゃん!」「復唱してみて」
生徒:「オレ、すごいじゃん!」

復唱

たったこれだけです。そしてできればテンション高めで行うとなお良い効果が生まれます。

こういった家庭教師とのやり取りが繰り返し毎回おこなわれることで、先生から「認められている」「自分はできるんだ」「このままの自分でいいんだ」という自信が生まれてきます。そして繰り返すことで脳にインプットされて、自分自身でもアファメーションができてきます。

勉強を教えるだけではなく、思考、行動、言葉の使い方を教えることで家庭教師との良好な人間関係が構築され、自尊感情が高まり学習にもいい影響があらわれますので、ぜひ、いいメッセージを言葉で伝えていってください。

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家庭教師諸君、生徒の悩みをどう聞く?

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家庭教師は勉教を教えるお仕事です。これは間違いありません。でも、現場にでてみると、実に多くの家庭教師から耳にするのが「生徒の悩み相談もしてる」なんです。 1対1の密な人間関係の家庭教師バイトではこの悩み相談は実に多き『家庭教師あるある』なんです。でも、カウンセラーじゃないから相談されても困るし、親にも言えないようなことをカミングアウトされても、重くって勉教どころじゃなくなってしまいそうですよね。だからといってお兄さん、お姉さんのように慕ってくる生徒の相談を無下にもできません。

悩み多き年頃

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自分の中学高校の時を思い出してみると、思春期真っ只中の時って箸が転んでも可笑しい年頃でしたよね。笑顔も多いけど、涙も多いのがこの思春期です。ちょっとしたことで気持ちが揺らいだりして、感情のコントロールがうまくできない時期です。そんな時にであった家庭教師の存在は、親身にお話を聞いてくれるお兄さん、お姉さんのような存在となるので、頼ってきてしまうのもうなずけます。

ある意味、ここまでの関係性が築けたことは家庭教師としては成功といえますが、勉教に比重をおきたくっても60分生徒の悩み相談だったということはあるようです。となると、家庭教師本来の業務に支障がでてくるので、対策を講じなくてはなりません。

悩みの対処法

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悩みといってもさまざまですが、好きな子の事や友人関係について、が最も多い悩みです。しかし、「いじめ」や「援助交際」などの問題が大きい場合、家庭教師だけでは対処できません。かといって親に伝えるのも、ナイーブな問題だけに生徒にしてみれば裏切りと取ってしまう場合もあるので、慎重に扱わなくてなりません。でも、家庭教師はカウンセラーじゃないんだから、どう対処していいか困ってしまいますよね。

まずはお話を聞いてあげましょう

カウンセラーの基本姿勢でもある「傾聴」にあたります。なにもこたえなくていいので、とにかく相槌を打って耳を傾けてあげてください。ちょっとしたイライラしていることや、ムカついていることなら、それだけで案外スッキリして元気になります。この時、どうしても目上ということで、意見や指示をしてしまいがちですが、できるだけ避けたほうがいいです。その理由の一つにあとで「家庭教師の先生がそういったから」と責任転嫁が起こる可能性があったり、良かれと思っての忠告が生徒の受取次第で違う意味合いに取れる場合があるからです。言葉は一度発すると取り返しがつかないので、悩み相談において発する言葉には気をつけていきたいものです。

話すときはあくまでも体験談程度に止めておく

そうはいっても悩みをきいていると、先生という立場からも提案や指示がでてしまいがちですよね。そんなときは自分が同じような体験をしていたら、自分の体験談としてお話してみてください。「先生は○○してみたら、気持ちがおちついたよ」のように、指示ではなくあくまでも自分はこうだったという体験談です。生徒が同じ事をするかどうかは、生徒の選択なので、このような選択権を生徒に委ねる形の会話がおすすめです。

重すぎる問題だった場合

「いじめ」や「死にたい」とかの重すぎる問題は、家庭教師と生徒ではなかなか解決はできません。そんな相談のときは、生徒に断ってから親御さんに必ず報告してください。もし、生徒が親には言わないでほしいといった場合はきちんと先生が処理できる問題でないことを伝えます。こういった場合、見捨てられた感が生徒に起こるので、「お母さんにお話しても、先生もこれからもお話は聞くからね」と話を聞くことは構わないことを示してあげてください。ただ、先生が難しいと判断した場合は親御さんにその旨を説明して家庭教師を続けるかを判断してみてください。

悩みは傾聴すればするほど、相手も容赦なくこちらに寄りかかってきます。カウンセリングの場合はプロのカウンセラーが様々な療法で対処していくのでそれでいいのですが、家庭教師の学生さんにとって、寄りかかって来られることは精神的にもきつくなってきます。カウンセリングでは悩み相談を「醜い猿」にたとえることがあって、相手の肩に乗っている醜い猿を自分の肩に乗り移させることと例えているくらいです。醜い猿を肩に乗せることができないなら、最初から深入りはしないようにしたほうが双方にとって結果は良いと思います。