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【家庭教師あるある】指導日にトラブルで仕事に行けないときはどうする?

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家庭教師を続けていると指導予定日に想定外のことが起こり指導に行けない日もでてきます。そこで試されるのが対応力です。想定外のことが起きたときの対応の仕方は指導には直接、関係ありません。しかし対応の仕方がまずければ保護者からの心証が悪くなってしまいます。勉強はできても社会人としての立ち振る舞いができていなければ指導者として信頼されません。所属する家庭教師センターの評判も下げてしまいます。そこで本記事では指導日に急なトラブルで仕事に行けなくなった際の対応方法をご紹介します。

非常事態宣言・急用・悪天候などトラブルのときは対応力が試される

2021年は関東で非常事態宣言、日本海側では大雪など想定外のことも多い年初めでした。

指導予定日に家庭に訪問できないことも多かったのではないでしょうか。非常事態宣言で通学している学校から行動を制限されてしまった、大雪で電車が動かなくなるなど様々なケースが考えられます。指導日を変更しなければいけないケースも出てくるのも仕方ありません。

ご家庭から休みにしてほしいという話ならば「分かりました。次回はどうしましょう?」で済みます。しかし家庭教師側が指導日を余儀なく変更しなければいけないときは自ら動いてコミュニケーションをとる必要があります。

ご家庭への連絡は速やかに

家庭教師側から何かの事情で指導日に家庭に行けなくなったら速やかに連絡しましょう。前日までに行けなくなることが確定しているなら余裕をもって指導日の前に連絡するべきです。一番、トラブルになるのは必要な連絡をしないで時間が過ぎていくことです。

ご家庭は家庭教師を迎える準備をしてくれたり、気を使ってくれたりするものです。だからこそ早めの連絡を心がけましょう。指導に行くべきかどうか迷ったときは相談の連絡を入れましょう。

例えば翌日は大雪警報が出ているため指導日をずらしてほしい、熱があるので風邪をうつしてしまいそうなので休みたいなど、端的に迷っている理由を伝えて相談しましょう。自分一人でどうしようかなと悩んで連絡が後手にまわる状況は避けるべきです。

家庭教師センターへの連絡も忘れずに

ご家庭への連絡だけでなく家庭教師センターへの連絡も忘れずにしましょう。家庭教師センター側もご家庭とのお金のやり取りなどを調整しなければいけません。例えばコマ数に対して指導料を多くもらい過ぎているから返金対応などをしなければいけないなど、家庭教師センター側も実際の家庭教師とご家庭とのやり取りを知らなければ事務が進みません。

スケジュール変更や指導計画の変更も柔軟にできるようになろう

急なスケジュール変更や仕事の段取りの変更は家庭教師に限らず働き始めたら誰しもが経験することです。だからこそ家庭教師の仕事を通じて慣れておきましょう。
基本は

・速やかに連絡・相談をする
・スケジュール変更した場合の代替案を提示する

この2点です。速やかに連絡・相談するのは当たり前ですが、意外に代替案まで提示しない人もいます。例えば「水曜日は休もうと思うのですが…」と要領を得ない連絡・相談をしてしまう人です。

ご家庭に連絡・相談をする際は

「水曜日は大雪の予想が出ているのでスケジュールを延期させてください。来週の日曜日の午後と月曜日の午後なら都合がつくのですが、いかがでしょうか。」

などご家庭から「だから、何が言いたいの?どうしたいの?」と思われないように代替案まで伝えましょう。

アルバイトでも報・連・相はしっかりしよう

社会人になると「報・連・相」が大事とよく言われます。「報・連・相」は報告・連絡・相談の略です。

報告・連絡・相談によってコミュニケーションをとりながら仕事を進めるのは社会人としての基本です。アルバイトでも変わりません。しかし社会人経験がなく最近まで高校生だった大学生のアルバイトだと報告・連絡・相談が大事だと分かってはいても実践するのは難しいのではないでしょうか。教科指導だけではなく家庭教師は社会人としてふさわしい立ちふるまいが求められます。

家庭教師をしていると急なスケジュール変更や予定通りにいかなくなることも出てきます。だからこそ対応力が大事です。

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まとめ

家庭教師を続けているとスケジュール変更や急に家庭に訪問できないことも出てきます。それ自体は仕方がありません。大切なのは、そのような状況になったときにどのように対応するかです。

・速やかに伝える
・スケジュールの変更だけでなく代替案までしっかり伝える
・報告・連絡・相談を徹底する

この3つを意識して教科指導以外のところでも、ご家庭の期待を裏切らない社会人として適切な対応ができるようになりましょう。
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家庭教師でも学校の教科書を手に入れる方法

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小・中・高の学生時代には当たり前のように手元にあるのに、いざ大人になると手に入れづらいのが学校で使われている教科書です。受験参考書や問題集は近所の本屋やオンラインショッピングで簡単に手にはいります。しかし最新の教科書は一般的にあまり流通していません。家庭教師センター指定の教材などがあれば、そちらを使えばいいのですが家庭教師自身が教材を選定しなければいけないこともあります。学校の進度に合わせた指導をする場合、児童・生徒のもっている教科書が手元にないと指導はままなりません。

教科書ガイドで代用する方法もありますが、教科書の中には教科書ガイド自体が存在しなかったり手に入らなかったりすることもあります。教科書に沿って指導をする場合、家庭教師自身が教科書をもっていなかったら困りますよね。そこで意外と知られていない教科書の買い方をご紹介します。教科書には市販の副教材もあるため、指導でも使いやすいのでうまく教科書を使いましょう。

一般的な書店に教科書は売っていない

教科書は一般的な書店には流通していません。教員採用試験の受験生や学校現場の先生も新しい教科書を買おうと思っても書店に売っておらず困惑するケースが多いようです。山川出版の日本史や世界史などの教科書は一般向けの販売もされていますが、小学校の算数や中学校の英語などはなかなか手にはいりません。

教科書は基本的に児童・生徒、先生の数をもとに必要とされる部数を刷るため、一般の書店にまで教科書は出回らないのです。また教科書の購入にはクレジットカードが使えません。

全国教科書供給協会のWebサイトには、「教科書の定価は国家予算も絡み、計画製造・厳格な原価計算で年度ごと文部科学大臣が決めていて、クレジットカードを利用した場合カード会社への決済手数料が発生する。そのため販売店でそれを負担できる定価設定にはなっていないため、カード決済はできない」という旨の文章が掲載されています。基本的に教科書は一般の書店で扱いもなければクレジットカードで購入もできないという購入するのが面倒な代物なのです。

教科書を買うなら一般全国教科書供給協会を参照

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(一般全国教科書供給協会)

教科書を買うなら一般全国教科書供給協会のサイトを参照してみましょう。教科書供給販売の問い合わせ先が各都道府県ごとに掲載されています。各市町区村に教科書を取り扱っている書店が紹介されているので、そこに問い合わせをすれば、教科書を買う手順を説明してもらえます。ちなみに家庭教師自身の最寄りの教科書取扱い書店だと生徒の使う教科書が注文できないケースがあります。基本的に教科書を取り扱う書店は、その所在地の学校の教科書しか取り扱っていないためです。ちなみに教師用の指導書は学校の先生以外には販売しないケースが一般的です。

教科書に沿った問題集や副教材も使いやすい

教科書そのものは入手しづらいのですが、教科書に沿った問題集や教材は書店に売っています。教科書そのものは使わなくても、教科書に沿った副教材を使うと指導の幅も広げられます。特に学校が教科書の副教材を使っていなかったら家庭教師にとっても使いやすい教材になります。

教科書で教えられる家庭教師になりましょう

よく学校では「教科書を教えるのではなく、教科書で教える」と言われます。教科書はあくまでも家庭教師にとって指導の叩き台に使う道具です。教科書をそのまま教えるのではなく、教科書の内容をどのように生徒に定着させるのか、どのように理解させるのか、教科書では取り扱っていない内容を教えるのかなども考えて指導しなければいけません。教科書を読んでも指導方法に悩む場合は教科書ガイドを使うのもひとつの方法です。

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家庭教師は教材研究をしっかりしよう

家庭教師は教材研究をしっかりするべきです。教科書は教科の基本になるため指導をするなら是非、一度は目を通しておきましょう。特に受験対策ではなく定期テストや普段の学校の授業に追いつくことが目的で家庭教師の依頼をするご家庭も少なくありません。教科書を手に入れることは必須ではありませんが、やはり手元に指導する教科の教科書があるととても参考になります。

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家庭教師にも役に立つ教科書ガイドの使い方

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教科書ガイドという教科書の解説をした本があるのをご存知でしょうか。例えば英語なら英文の和訳が載っていたり数学ならば問題演習の答えが載っていたり、教科書の内容を分かりやすく説明しているのが教科書ガイドです。小・中・高校の教師は授業をする際に教科書の指導書を利用できます。しかし教科書の指導書は一般のルートではなかなか手に入りません。そこで教科書の指導書に代わりに使えるのが教科書ガイドです。

児童・生徒が使っている教科書ガイドが手元にあるだけで指導の負担はかなり減ります。教科書ガイドがあれば教科書の内容も分かりますし自己流の理解や教え方が本当に正しいのか指導法の答え合わせもできます。教科書に沿った指導をする場合、手元に教科書ガイドをもっておくのがおすすめです。

教科書ガイドはどこで買うの?

基本的に教科書ガイドは大型書店の参考書コーナーに行くと見つかります。検索エンジンで「教科書ガイド」と検索すれば販売しているサイトもあるので気になる教科の教科書ガイドがあるかどうか探してみると良いでしょう。教科書ガイドだけを集めたネットショップもありますし、教科書ガイドの出版社のホームページを見てみるのもおすすめです。

教科書ガイドの使い方

教科書ガイドを手に入れたら一通りさっと目を通してみることをおすすめします。まず児童・生徒が1年間に勉強する内容を大まかに頭に入れておくことで指導計画を立てやすくなるからです。また学習指導要領も改定されており家庭教師が習った頃と教える内容も変わっているはずなので最新の教育内容を頭に入れておく必要があります。過去の自分の知識だけで指導してしまうと現代の学習指導の内容とそぐわない内容を教えてしまうことになりかねません。

また教科書ガイドを通して家庭教師自身の教科に対する理解を深めて、自分の思考方法が本当に正しいのかも確認しておくと良いでしょう。答えは出せるけど考え方や答えを導く過程が間違っていたり、ずれていたりすることも多いので謙虚な姿勢でいることが大切です。

学校の先生も意外と指導書頼り

教科書ガイドなんかに頼っていいの?と思う家庭教師もいるかもしれません。しかし現実は公立・私立の学校の教諭は指導書を参考にしているケースが多いのです。特に新人の教師は指導書をしっかり読みこんだうえでオリジナルの授業計画をつくりあげていきます。
もちろんベテランの教師の中には教科書ガイド通りの指導をしない人もいます。しかし指導書の内容を理解したうえで、敢えてオリジナルの指導をするだけの指導力が必要な域に達しないでオリジナルの指導をしてしまうと、間違ったことを教えてしまう可能性があります。教科書ガイドの指導内容や解答と指導者の理解や解答の差や違いをしっかりと浮き彫りにしていくことで、家庭教師の指導力も磨けます。

学校の先生も指導書を参考にして教材研究をして授業をします。家庭教師も教科書ガイドを参考に教材研究をして授業に挑む方が失敗しづらいのではないでしょうか。

教科書ガイドの内容を発展させる

教科書ガイドの中身をしっかり読みこんだ後は自分なりにどう説明するか、教えるかを考えてみるのがおすすめです。教科書ガイドの内容をただ読みあげるだけだと、「教科書ガイドだけあれば十分なのでは?」と児童・生徒から思われてしまいます。教科書ガイドの内容を理解したうえで、さらに分かりやすく噛み砕いて教えたり教科書ガイドにはない考え方を教えたりするなど、教科書ガイドを土台にして自分なりに指導を発展させていくことが大切です。

児童・生徒には教科書ガイドは持たせない方が良い

児童・生徒の目の前で教科書ガイドを片手に指導すると、「教科書ガイドを自分も買って使いたい!」と考える児童・生徒も出てきます。その場合はどうすれば良いのでしょうか。

基本的には児童・生徒に教科書ガイドは持たせない方が良いでしょう。何故なら教科書ガイドが手元にあると宿題の答えを写してしまったり、すぐに教科書ガイドに頼ったり癖ができてしまうからです。もちろん事情があって学校に通えず普段、学校の先生に質問ができないなど特別な事情があれば話は別です。しかし原則、児童・生徒には教科書を使う方針にしましょう。

ちなみに児童・生徒が学校に教科書ガイドを持ちこむと学校の先生から目をつけられてしまうこともあるため、仮に児童・生徒が教科書ガイドを買っても学校にはもちこまないようにアドバイスする方が良いでしょう。

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まとめ

家庭教師が教師用指導書を手に入れるのは難しいです。しかし教科書ガイドは市販されているため手にはいりやすく教材研究をする際にとても役に立ちます。特に教科書に沿った指導をする場合、家庭教師が現役で勉強していたときと学習内容の変更もあるため余裕があれば手元に指導書の代わりにもっておくと良いでしょう。
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家庭教師は生徒が勉強する習慣を身につける工夫をするべき

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家庭教師のアルバイトをする人は学生時代に勉強が得意で「実は家庭教師をしているけど、家庭教師に指導してもらったことはない」という方も多いのではないでしょうか。家庭教師を依頼してくるご家庭の生徒は多くの場合、「勉強が苦手」「ひとりで受験対策が不安」「勉強する習慣がない」など勉強に対して課題を抱えています。つまり自分で勉強して問題を解決するのが苦手な生徒が多いのです。

家庭教師が指導できる時間は1週間に120分〜240分程度ではないでしょうか。家庭教師の指導時間以外を生徒がどのように過ごすか、勉強する習慣を身につけられるかという生徒の勉強に対する姿勢や土台をつくってあげるべきです。そして自分で調べて自分で学べる力を養ってあげることが長い目で考えると生徒のためになります。

生徒もいつかは自立して自分で勉強も仕事もしなければいけないからです。家庭教師は生徒が自立して勉強できるようになるために、どんな手助けができるのかを考えて指導するべきです。

生徒の質問に答えるだけじゃだめ!?

家庭教師が生徒の質問にただ答えるだけの状態になってしまうと、生徒自身の課題を解決する力が育たなくなってしまいます。もちろん本当に考えた末に分からなくて困っている状態なら、正しい問題の解き方やコツを教えてあげるべきです。しかし生徒が何も考えないまま、答えを求めてしまう状態が続くと生徒の思考力が鍛えられません。聞かれたことに答えるのが家庭教師の仕事ではなく、自力で課題を解決できる学力を育てるのが家庭教師の本当の仕事です。

家庭教師が必要のない自立して勉強できる生徒を育てよう

本来、家庭教師が必要なく自立して勉強できる状態が理想です。受験のときに家庭教師は生徒の隣で答えを教えられません。普段の学校でも家でも基本的にはひとりで勉強しなければいけません。

家庭教師は生徒に聞かれた問題をただ答えるだけでは、その場限りの解決ばかりで本質的な学力が身につかなくなってしまいます。その場だけ分からない問題を代わりに解いてあげる、答えてあげるだけの方が家庭教師の仕事は簡単です。しかし本当に生徒の将来のことを考えるなら、家庭教師がいない状態でも生徒が自立できることを目指した指導をしなければいけません。

生徒が勉強の習慣を身に付けられる指導をしよう

具体的に生徒が自立して学習できる、課題解決ができるようになるためにはどんな指導が必要なのでしょうか。

例えば勉強する習慣ならば

・1週間の学習スケジュール、予定を組んでもらう
・実際に学習できたかどうかを記録してもらう

勉強時間の目標と記録をつけてもらうのが、よくあるやり方ですが効果的です。家庭教師センターの中には勉強の習慣まで記録するシステムを導入しているところもあるかもしれません。しかし放任主義で家庭教師の裁量が大きい家庭教師センターの場合、家庭教師が率先して生徒の学習スケジュールや記録を管理する指導をしてあげると効果的です。

また家庭教師の指導時間でも生徒の質問にすぐに答えずに、その場で問題を解いてもらう時間を作りましょう。
何が分からないのか?どんなことを試してみたのか?など質問の仕方の基本も指導中に身につけてもらいましょう。自分で何が分からなくて、どんなことを試しているのかを言葉にできるだけでも自力で課題を解決する力が伸びていきます。家庭教師は全てを教えるのではなく助け舟を出してあげる程度のスタンスの方が良いこともあります。

もちろん全体的な問題に取り組むための考え方を解説する時間も大事ですが、生徒自身が頭と手を動かす時間も十分にとってあげましょう。

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まとめ

「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えてあげる」とよく言いますが、家庭教師も生徒に答えを教えるのではなく答えの導き方を教えてあげることが大切です。そして、そのためには普段の学習習慣、土台づくりが欠かせません。家庭教師は受け身の指導をしてしまうと、単に生徒から聞かれたことを答えるだけになってしまいます。

その場限りの指導は家庭教師にとっては楽でも先々のことを考えると生徒のためにはなりません。もしも所属する家庭教師センター側で学習記録を生徒につけてもらう仕組みがなければ、家庭教師が率先して生徒の学習を習慣化してあげる工夫をしましょう。

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家庭教師バイトを辞めようしたら引き止められた。どうする?

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せっかく決まった家庭教師のバイトも都合で辞めたいと思うこともありますよね。例えば就職活動や資格試験の勉強に専念したい、指導をしてみたけど家庭教師が向いていなかった、家庭教師センターとの指導方針や相性が合わなかったなど様々な理由があるのではないでしょうか。普通、家庭教師センターに辞める旨を伝えれば辞めることはできます。しかし中には引き止めてくることや無理な要求をされてしまうのではと不安に感じる家庭教師の方もいるかもしれません。そこで、もしも家庭教師バイトを辞めようとして引き止められたらどうすればよいのかについて考えていきましょう。

家庭教師として責任をもって引き継ぎをしてやめれば問題はない

原則として辞める旨を伝えてから家庭教師として指導をしているならば、責任をもって家庭教師センターに引き継ぎをしてからやめれば問題ありません。辞めたいからと何の連絡もせずに音信不通になってしまっては、家庭教師センターにも指導に通っていたご家庭にも迷惑と心配をかけてしまいます。社会人として最低限のマナーは守るべきです。辞めようと思ったら計画的に余裕をもって辞める段取りを決めておきましょう。余裕をもって事前に辞める理由を家庭教師センターに伝えるとトラブル回避にもなります。

違約金や罰金をちらつかせられても気にしない

一般的な家庭教師センターならば事前に余裕をもって辞めることを伝えればトラブルになることは、ほとんどありません。しかし中には悪徳家庭教師センターや学生バイトに無理をいう家庭教師センターもないとは言い切れません。

例えば、あなたが契約している家庭教師センターが違約金や罰金をちらつかせて無理にでも仕事を続けさせようとしてきたらどうすればよいのでしょうか。例えば契約書の隅に「乙(あなた)は甲(会社)に対して契約期間途中で退職した場合違約金として50万支払う責務を負う」と書かれていたらどうしようという話です。しかし労働基準法では、そもそも、そのような契約を結んではいけないことになっています。つまり、そのような契約を結んだとしても「無効」になります。違約金や罰金をちらつかされても気にしないようにしましょう。

社会通念上、やめてはいけない理由を言われ続けても気にしない

法律的に違約金や罰金は無効だったとしても社会通念上、途中で辞めることは許されないと言われたら、どうすればよいのでしょうか。たしかに最後まで担当している生徒を教えるのが望ましいかもしれません。しかし家庭教師側には家庭教師側の事情もあります。例えば就職活動や資格試験の勉強などで指導に十分な時間を割けなくなってしまい中途半端な状態で、家庭教師を続ける方がかえって良くないこともあります。

家庭教師に限らずブラックバイトには強気の対応をしよう

家庭教師に限らずブラックバイトが社会的に問題になっています。人手不足の中、大学生のアルバイトに無理難題を押し付けてくることも少なくありません。しかし経営側の事情で社会的なルールを守らずに大学生に社会的なルールに反した要求をするのは許されないことです。むしろ何かおかしな要求を家庭教師センターからされているなと感じたら労基署や自分の大学など信頼できる機関と話し合いをするべきです。そして家庭教師センターが明らかに無理難題を言ってきているようなら強気で対応しましょう。家庭教師センターの中にも良心的なところもあれば、残念ながら悪徳家庭教師センターもあります。

家庭教師に限らずブラックバイトというのはあるので、万一、変だなと感じたら同じように周囲の信頼できる大人や団体を頼って問題を共有しましょう。学生がひとりで誰にもせずに問題を抱えてしまうと、無理難題をのむことになってしまいます。

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まとめ

家庭教師を辞めようとして無理に引き止められてしまっても原則、引き継ぎさえしっかりすれば、あとは違約金などを迫られても気にせずに辞めてしまって構いません。法律では2週間前までに退職の意思を伝えれば、そもそも問題はありません。基本的にしっかりした家庭教師センターならば、退職の意思を伝えても無理に引き止めてくるようなことはないのですが、万一、アルバイトに無理を言ってくるケースでは労基署や自分の所属する大学などに相談してひとりで抱え込まずに対応するのがおすすめです。
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【家庭教師あるある】SNSや連絡先を交換してって頼まれたら?

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Facebook、LINE、Twitter、Instagram、TikTokなどSNSは家庭教師アルバイトをする大学生にとっても、教え子にとっても身近で日常的に使うツールなのではないでしょうか。他にもビジネスマッチングアプリのyentaなどもありオンラインで公私ともに繋がっていくことは当たり前になりました。このようなSNSが当たり前の時代だからこそ悩むのが、生徒と家庭教師とのSNS交換です。

家庭教師の大学生も生徒もSNSで気軽に繋がりをつくれる世代です。しかし生徒から「SNSを交換して」と言われても気軽に承諾しても良いか悩むところではないでしょうか。そこで本記事では生徒とSNSや連絡先を交換するべきなのかどうかについて解説します。

基本的に生徒とSNSや連絡先交換は禁止されている

先に結論から述べると家庭教師センターの多くが生徒個人とのSNSや連絡先交換を禁止しています。そのため家庭教師センター経由で家庭教師をする場合、生徒と連絡先交換をするべきではありません。例えば異性の生徒と個人的に連絡先を交換してしまうと家庭教師側が意図してなくてもトラブルに発展しがちです。またトラブルにならなくても、あらぬ疑いをもたれてしまうこともあります。社会通念上、成人と未成年がSNSで連絡先を交換するのも問題があります。

また安易に「SNSやLINEなどで分からないことを質問しても良い」と親切心で言ってしまうのもトラブルの元です。例えば、あの先生はSNSやLINEで疑問に答えてくれるのに、別の先生はそんなことしてくれないとなると家庭教師センターの教育サービスに差がついてしまいます。また家庭教師自身も時間外で稼働する時間が増えてしまいます。家庭教師センターがSNSや連絡先を生徒個人と交換することを禁止しているのには、それなりの理由があるのです。

保護者との連絡先交換はOK

家庭教師と生徒の連絡先交換は多くの場合、禁止されています。しかし家庭教師と保護者との連絡先交換は大丈夫です。例えば急に指導に行く予定だったのに都合がつかなくなったら連絡しなければいけないからです。業務的なコミュニケーションをとる手段は必要です。ただしSNSでTwitterやInstagramの交換はプライベートな発信をしている場合は控えた方が無難かもしれません。意外にプライベートな発信は見られていることも多く発信内容によっては保護者の信頼や信用を失ってしまうこともあるからです。

先生と生徒の関係は一線を画すべき

基本的に先生と生徒は一線を引いた付き合いをするべきです。そうしなければ指導に支障が出てしまうこともあります。先生と生徒は「指導する側、される側」「お金をもらっている立場とお金を払ってサービスを受けている立場」です。あくまでも家庭教師として派遣されている間は、家庭教師センターを代表する立場だということも忘れてはいけません。SNSを個人的に交換してトラブルが起きたら自分自身だけでなく家庭教師センターにも迷惑をかけてしまうことになります。

どうしてもSNSや連絡先を教えるなら仕事用のアカウントを使う

場合によってはSNS交換を断れないこともあるかもしれません。そんなときはSNS自体をやっていないということもできます。しかし誰もがSNSをしている時代にSNSを一切やっていないというのも不自然です。そこでどうしても生徒にSNSや連絡先を教えないと支障が出る場合は仕事用のアカウントや連絡先を教えましょう。

大切なのは公私混同をしないことです。また頻繁にSNSなどで先生と生徒でやりとりをしてしまうと悪い意味で先生と生徒という関係性が崩れてしまい、指導するにあたっても支障が出てしまいかねません。

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まとめ

家庭教師と生徒とのSNS連絡交換は基本的に避けるべきです。ほとんどの家庭教師センターが就業規則などで生徒との個人的な連絡先やSNS交換を禁止しています。家庭教師センターを通さずに家庭教師をする場合も未成年との連絡先交換は社会通念上、特別な理由がない限りトラブルのもとになってしまいます。

勉強をSNSやLINEで教えて欲しいと頼まれても家庭教師自身がSNSでの指導までサポートするのは荷が重くなり大変になってしまいます。また家庭教師センターとしても、ある先生がSNSでも先生を教えてくれるのに別の先生は教えてくれないといなってはサービスの質を均一にできません。公私混同をしないという原則をしっかりと守りましょう。

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外国人の児童・生徒の家庭教師で気をつけることは?

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外国籍または外国の出自の児童・生徒は決して少なくありません。地域によっては10人に1人が外国人や保護者が外国の方というケースもあります。田舎の小学校でも白人の児童が普通に日本の児童と楽しそうに遊んでいる光景を目にすることも珍しくありません。

保護者の仕事の関係など様々な理由で外国人の児童・生徒は日本に暮らしています。家庭教師をするにあたり外国人の保護者や児童・生徒のところで指導にあたることも、ないわけではありません。そこで本記事では外国人の児童・生徒を指導する際の注意、心構えをご紹介します。

日本は意外と外国人の児童・生徒が少なくない

「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査」によると約10年で日本語指導が必要な外国人児童生徒は1.5倍、日本語指導が必要な日本国籍の児童・生徒は2.5倍まで増えています。近年のグローバル化や外国人労働者が日本にやってくる流れで確実に外国籍、外国出自の児童・生徒は教育現場で増えているのです。そして外国の児童・生徒の中には学習に対して課題を抱えているケースも少なくありません。

例えば児童・生徒が日本語ネイティブでも保護者の日本語レベルが高くないため家庭で勉強を教えられない、児童・生徒が日本語に課題を抱えていて学習でつまずいているなどのケースも珍しくないのです。そこで出番になるのが家庭教師です。特に外国人の児童・生徒は日本語ネイティブの学習環境で勉強についていけないケースもあり、1対1の家庭教師はまさに外国の児童・生徒の勉強のつまずきを解決してあげやすい立場にあるのです。

しかし家庭教師自身が外国人の児童・生徒理解がなければ、なかなか指導はうまくいきません。つまり家庭教師の力量が試されるのです。

外国人の児童・生徒も基本的には日本人と同じ

外国人の児童・生徒の指導の心構えとして身構えずに基本的には「日本人と同じように指導する」ことを心がけましょう。日本人の児童・生徒と同じように小学校・中学校、高校に通っている訳ですから、姿形は日本人の児童・生徒と違っても中身は日本人の生徒とあまり変わらないということがほとんどです。他の日本人の児童・生徒と同じように勉強して遊んでいるひとりの人間として接してあげましょう。身構えることで接し方が不自然になってしまってはいけません。

宗教や考え方の根底が違うことも個性として認める

一方で日本語に不自由はなくても宗教や考え方などで一般的な日本人と異なる児童・生徒もいます。そんな場合は、その児童・生徒の個性をまずは尊重してあげましょう。個性を否定せずにありのままに、その児童・生徒の考えや個性を受け入れたうえで指導するべきです。指導の合間の会話、指導中のコミュニケーションの中で様々な気づきがあるはずです。食生活、宗教観、歴史観、価値観を受け入れることが大切です。

日本語指導が必要な場合は家庭教師センターと相談

日本語は会話では話せるものの、難しい文章の読解が苦手という外国の児童・生徒もいます。その場合は日本語の教科書やノートではわかりづらいことを、口頭で分かりやすく具体的に説明してあげることが大切です。特別な日本語指導の技術がなくても、端的に完結に分かりやすく説明することを心がけるだけでも理解しやすくなります。また保護者が日本語を苦手としていることもあるので、コミュニケーションをとるときに例えば書面にルビをふってあげたり、ゆっくり話してあげたりするだけでも喜ばれます。

ただ、指導以前に日本語指導の部分から何とかしないと指導が難しい場合は、家庭教師センターと一度、相談してみることをおすすめします。ひとりで悩まず問題を共有してみることで解決策が見つかることもあります。
行政や教育現場も、日本語指導の必要性を感じてはいるものの、なかなか実際に指導に反映できていなかったりサポートしてあげられなかったりすることもあるため難しい部分もあります。しかし、1対1でその児童の理解やペースに応じた指導をしてあげるだけでも学習効果は高まります。

もしも外国人指導のことについて知りたいなら

外国人の指導で悩むなら以下のような参考書籍を読んでみるのもおすすめです。家庭教師に限らず教育現場では外国人の指導で悩んでいる先生もたくさんいます。

(イチからはじめる外国人の子どもの教育 指導に困ったときの実践ガイド)

(学級担任のための外国人児童生徒サポートマニュアル ことばが通じなくても大丈夫!)

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まとめ

外国人の児童・生徒は増えており家庭教師に指導の依頼がくるケースも珍しくありません。基本的には日本人の児童・生徒と同じように接すれば良いのですが、ときには気をつけないといけない文化的なことや言葉の問題も出てきます。まずはその場で出来る工夫をする、そして家庭教師センターと連携する、また理解を深めるために外国人児童・生徒をテーマにした書籍を読んでみることをおすすめします。
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家庭教師も知っておきたい教育心理学

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生徒が全然、勉強する気がないみたいで困っている…
そんな悩みをもった家庭教師も多いのではないでしょうか。

家庭教師が教科指導以外に知っておくと良いのが教育心理学です。教育心理学では生徒指導をする際に家庭教師が気をつけておくべき心構えや知っておいた方が良い基礎的な心理学を勉強できます。

しかし教育心理学は大学生なら教員免許を取る際に教育心理学の講義で勉強します。教育学部生も教育心理学の単位を何らかしらの形でとることが多いのではないでしょうか。大学生でも教育心理学なんて勉強する機会がない、家庭教師の仕事はしたいけど将来は民間企業で働きたいから教育心理学の講義を聴く予定なんてないという人もいますよね。そこで本記事では家庭教師が最低限、知っておくと良い教育心理学と一人でもできる勉強法をご紹介します。

ピグマリオン効果とゴーレム効果

・ピグマリオン効果とは教師の期待によって学習者の成績が向上すること
・ゴーレム効果とは教師の期待の低さから学習者の成績が振るわなくなってしまうこと

つまり先生の期待が生徒の学習意欲やパフォーマンスを左右してしまう現象です。家庭教師の先生でも身に覚えがある人もいるのではないでしょうか。

例えば周囲から数学が得意だと評判になり先生からも君は数学の天才だねと言われると、ついついその気になって数学を前向きに勉強するようになり数学の成績が良くなることがあります。これがピグマリオン効果です。一方で英語に苦手意識があって先生や周囲の生徒からも君は英語だけは駄目だよねと言われると、本当に英語に苦手意識がついてしまい英語の成績が悪くなってしまいます。これがゴーレム効果です。

ハロー効果

ハロー効果とはある対象を評価するときに、その対象がもつ特徴にひきずられて他の特徴についての評価が歪められてしまうことを指します。例えば字がとても上手な人の作文は、中身が大した内容でなくても字が上手なので何故か内容までよく見えてしまうというのがハロー効果です。生徒を見る際に一部の特徴に引きずられて本当の学力や強み、弱みを理解できなくなることがあるのでハロー効果についても気をつけておいた方が良いでしょう。

プラトー現象

プラトー現象とは学習を続けているにも関わらず成長が停滞してしまう現象のことです。しかし学習曲線の考え方では学力は伸びると、しばらく停滞の時期が続き、また学力が伸びる時期がくるとされています。つまり伸びる時期と停滞する時期が交互にくるのは当たり前なのです。生徒が頑張っているのに成績が停滞していたらプラトー現象を生徒に説明してあげると良いかもしれません。

家庭教師にもおすすめの教職教養

ピグマリオン効果、ゴーレム効果、ハロー効果、プラトー現象といった教育に役に立ち心理学を勉強するなら教職教養を勉強するのがおすすめです。教職教養とは教員採用試験や教員免許の単位を取る際に学習する教員が身につけておくべき知識・教養の科目です。その中で教育心理学を学習します。教育心理学を広く浅く勉強するなら教員採用試験の参考書で「教育心理学」の項目を読んでみると、有名な指導に役立つ知識を広く浅く学べます。そのうえで興味のある分野を専門の書籍などで理解を深めていくと教育心理にも詳しくなれます。

先生の生徒を見る目が生徒を変える

教育心理学ではピグマリオン効果以外にも学習曲線や記憶しやすい単位など学習に役立ちそうな内容を勉強できます。しかし、その中でも一番、即効性が高く役に立つのはピグマリオン効果とゴーレム効果です。つまり先生の生徒を見る目が生徒を変えてしまうことを家庭教師は強く自覚するべきです。家庭教師が生徒を信じて、この生徒は伸びると信じてあげることが生徒のやる気と成績を伸ばします。生徒を信じてあげる気持ちこそが生徒の学力を伸ばすのです。

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まとめ

教育心理学は家庭教師をするうえでも知っておくと良い知識が学べます。教員免許取得の過程や教育学部で学べるなら学ぶと指導に活かせます。独学で勉強するなら教員採用試験用の参考書で教職教養の中の教育心理学のページを読んでみるのがおすすめです。指導する際に知っておくべき知識を広く浅く学べます。教育心理学を勉強すると家庭教師の生徒に対する期待が、生徒の学力を左右してしまうことが分かります。家庭教師は生徒の学力は必ず伸びるんだと信じてあげることが大切です。

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ADHDの指導はどうする?家庭教師の特別支援教育

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ADHD(注意欠陥多動性障害)という言葉を聞いたことはあるでしょうか。家庭教師センター仕事にはADHD向けの児童や生徒向けの指導があります。大学が教育学部で特別支援教育を専攻したり単位をとったりしている学生ならばADHDの特徴や指導する際の注意点を知識としては学んでいるかもしれません。

しかし、一般的な学生にとってADHDは身近な存在ではないかもしれません。「ADHDは単に落ち着きがない性質」とは分かっていても具体的に指導の際に何に気をつければいいか分からない家庭教師もいるのではないでしょうか。そこでADHDの性質と家庭教師がADHDの生徒を指導する際に注意するべきことをご紹介します。

ADHDとは?

ADHDとは、年齢あるいは発達に不相応に、不注意、落ちつきがない、衝動性などの問題が、日常生活に悪影響を及ぼしており、その状態が6ヶ月以上持続していることと定義されています。 脳機能の発達や成熟に偏りが生じた結果と考えられていますが、その原因はまだよくわかっていません。

ADHDの児童や生徒は学校内で集団生活に馴染めなかったり、人間関係でトラブルを起こしてしまったり、落ち着いて勉強できなかったりと、その児童・生徒によって様々な学習に対する課題や悩みを抱えています。だからこそADHDの児童・生徒の保護者は心配になり家庭教師を依頼するのです。

実際、家庭教師センターのWebサイトをみるとかなりのところで発達障害やADHDの児童・生徒の指導を承る旨が確認できます。また一説によるとADHDの子供は10人に1人程度はいると言われており決して珍しくはありません。

専門家ではない家庭教師がADHDの生徒にしてあげられること

家庭教師は基本的にはADHDの専門家ではありません。将来、特別支援教育の教師として仕事をしたいと思い、特別支援教育を専攻している学生でも完璧なケアをするのは難しいでしょう。しかし専門家ではない家庭教師アルバイトでもほんの少しの指導の工夫をするだけでADHDの児童・生徒はとても楽な気持ちになれます。
「専門家ではないから普通の生徒と同じように指導をする」と開きなおるのではなく、少しでもADHD の児童・生徒にしてあげられる工夫を指導の中に取り入れてみましょう。

例えば義務教育の世界でよく使われているのが、時間割の中で勉強することの洗い出しと順番をホワイトボードなど見えるところに明示しておくことです。見通しをもった指導計画を立てて共有することで児童・生徒は安心して勉強ができます。一方で何をやるのか知らせていないと、ソワソワして落ち着かないケースがあります。

またスモールステップで着実に一つずつ課題をクリアしたらほめてあげることも有効です。あまりに成果が出るまでに長すぎると生徒が飽きてしまい集中力が続かないからです。また自己肯定感を高めてあげるために積極的に褒めてあげることも有効です。他にも机の周りを整理して要らないものが視界に入らないようにするなど細かい工夫の積み重ねで指導は良くなります。

家庭教師センターでもADHD指導を掲げているところは、最低限の指導マニュアルやノウハウがあるので、もしも何をしてあげれば良いのか分からなければ、相談してみましょう。

ADHDの生徒を指導する際の心構え

ADHDの生徒は人によってはイライラしてしまったり、どうしてこんな当たり前のこともできないのだろうと悩んだりするかもしれません。ADHDにも程度はありますが、指導する際に全然、いうことを聞いてくれなかったり、一箇所でじっとしてくれなかったりして戸惑ってしまうケースもあります。しかし根気強く、そして自分の思い通りにはいかないことをまずは受け入れて指導をするべきです。またADHDの児童・生徒の行為の背景にあることを考えると良いでしょう。何故、教科書を開かないのか、目の前にある課題に取り組まないのか、理由を考えたり聞いてあげたりすることが大切です。

ひとりの生徒として向き合うこと

ADHDとわかると身構えてしまうかもしれません。また一線を引いた接し方をしてしまうかもしれません。しかしADHDの児童・生徒として向き合うのではなくひとりの生徒として個人を見てあげてください。ADHDの児童・生徒だから、こんな感じの指導をすればいいのだろうと思わず、あくまでひとりの生徒として向き合うことが大切です。同じADHDの児童・生徒でも抱えている悩みや課題は異なるからです。

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まとめ

家庭教師のアルバイトではADHDの児童・生徒の指導をすることがあります。専門家のようなケアはできないかもしれませんが、少しの工夫で指導はよくなります。家庭教師センターとも連携してADHDの児童・生徒に 効果的な指導の工夫を積み重ねていってください。またADHDの児童・生徒の指導だからこそ言うことを聞いてくれないなどの大変さは感じるかもしれませんが、根気強く何故そのような行動をするのかを考えてあげてください。3
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【児童虐待を見つけたら?家庭教師も知っておきたい児童虐待の通告義務

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2020年はコロナ禍で児童虐待が増加しているのをご存知でしょうか。コロナウイルス感染拡大の影響で休校が増えました。保護者もリモートワークなどで在宅勤務が当たり前の時代です。子どもと保護者がずっと同じ家、同じ空間に一緒にいる時間が長くなりました。つまり保護者と子どもが閉鎖空間でずっと一緒にいるのに社会からは孤立してしまう状況が増えているのです。保護者の中には仕事がうまくいかなくなり、教育に自信をなくし結果的に子どもに手をあげてしまうケースがあります。家庭教師は職業柄、児童虐待を発見しやすい立場です。

しかし家庭教師が児童虐待を発見してもアルバイトでお金をもらっているのに通告してしまってもいいのか悩むかもしれません。実は見てみぬふりをすると家庭教師も加害者になってしまうのです。生徒を守ためにも自分自身を加害者にしないためにも家庭教師として知っておくべき児童虐待を発見した場合の対処法をご紹介します。

児童虐待は家庭教師も見てみぬふりだと加害者になる

児童虐待なんてアルバイトで派遣される家庭教師には関係がないと思っていたとしたら間違いです。児童虐待の通告はそもそも全ての国民に課せられた義務です。特に児童虐待を発見しやすい立場の団体や人は積極的な児童虐待の早期発見と通告が義務づけられています。

家庭教師はたとえアルバイトであっても実際に家庭に足を運んだり、児童や生徒とコミュニケーションをよくとったりする立場です。一般的な人よりも児童や生徒の異変に気づきやすいため、家庭教師が児童虐待の第一発見者になるケースも十分あります。しかも児童虐待を発見したにも関わらず無視してしまうと家庭教師自身も加害者の一部になってしまうのです。

児童虐待の定義。見落としやすいのはネグレクト

児童虐待は大きく分けて4種類あります。身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待です。殴る蹴る叩くなどの身体的な虐待や性的虐待は分かりやすいかもしれません。しかしネグレクトは見落としやすいので注意が必要です。例えば家に閉じこめる、食事を与えない、ひどく不潔にする、重い病気にかかっても病院に連れて行かないなど直接、手をあげていなくても児童虐待の定義に当てはまります。また無視や言葉による脅しも度が過ぎていれば児童虐待です。

(厚生労働省)

家庭教師センターと児童虐待の相談をする

いきなり児童相談所に電話する前に家庭教師センターに児童虐待の疑いや相談をしてみるのも手です。家庭教師センターで過去に同じような事例があれば対処方法など参考になることもあります。ひとりで児童相談所に相談するべきかどうか抱えこまずに家庭教師センターと連携してみることで、具体的な対応策が思いつくのではないでしょうか。ひとりで抱えこんで相談できずに時間が過ぎていってしまうという事態は避けなければいけません。

児童相談所の虐待対応ダイヤル「189」

児童相談所の虐待対応ダイヤルは「189」です。1がイチ、8がハヤ、9がクで「イチハヤク」と覚えておきましょう。全国にある最寄りの児童相談所に189で繋がります。携帯電話の場合はオペレーターが発信者から児童虐待のあった地域情報を聞き取り、管轄児童相談所を特定します。また通告と相談は匿名で行うこともできます。家庭教師は立場上、児童虐待を発見しやすい立場にありコロナウイルスの影響で残念ながら児童虐待は増加傾向にあります。しかも学校が休校になると児童虐待の実態を学校の先生が発見しづらくなるため、表に出にくくなってしまいます。児童虐待の現場を見つけたら家庭教師センターに相談し、場合によっては「189」に連絡しましょう。

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まとめ

近年、児童虐待が増えています。児童と保護者が家庭で一緒にいる時間が長くなり社会的に孤立しているためです。家庭教師は仕事柄、児童虐待を発見しやすく児童虐待は全国民の通告義務であるため見てみぬふりはできません。もしも児童虐待の現場を見つけたら家庭教師センターと連携して「189」に電話し最寄りの児童相談所に相談をしましょう。