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指導が分かりやすい家庭教師と分かりにくい家庭教師の違いは、5:3:2の法則だった!?

5:3:2の法則
プレゼンの技に「5:3:2の法則を意識する」というのがあります。
その法則とは…
5:3:2の法則というのはプレゼンをするときには、
聴衆が既に知っていることを5割
聴衆が「そういえば知っているな」と思いだせることを3割
聴衆が知らないことを2割
という割合で情報を盛り込むと良いというものです。
出典:プレゼンのための5:3:2の法則 – 旧ライフハック心理学

この技は家庭教師の指導でも利用することができます。指導・授業をするときにただそのまま教科書や参考書を説明するだけになっていませんか?生徒にとっては教科書に書いてあるほとんどのことが「知らないこと」です。
 人は自分が知らない話を聞くとき、疲れを感じます。知らない情報はそんなにたくさん処理できるものではありません。未知の情報ばかりを話されると理解を放棄してしまうことすらあるのです。
出典:【良いプレゼンは5:3:2の法則で成り立っている!】プレゼンをする際に心がけたいたった1つの原則

拙著によく「人はなじみ深くて新しいものを欲しがっている」ということを書きますが、結局それは、既知8割、未知2割ということなのです。これでも未知が多すぎるくらいで、未知1割くらいがベターかもしれません。
出典:プレゼンのための5:3:2の法則 – 旧ライフハック心理学

これは毎回の指導時間の1割でしか新しいことを教えてはいけない・・・ということではありません。
もし、新しい単元が前やった単元との繋がりがあればその単元の復習から入ったり、理科や社会であれば身の回りのことに置き換えたり例えてみたりすることで、生徒の今ある知識から未知の領域への階段を敷いてあげるのです。急な崖を昇らせるのはとても大変ですが、一歩一歩階段を上っていくのはそんなに苦ではありません。
この指導法には、「いかに教科書の内容をかみ砕いて伝えることができるか」という先生の指導力が問われるところです。
みなさんもこれからは「5:3:2の法則」を意識した指導をしてみては?

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