オンライン家庭教師の次はスマホ家庭教師!?アルバイト先としてはどうなの?
オンライン家庭教師はすでに珍しい雇用形態ではなくなりました。大手家庭教師センターもオンラインの家庭教師サービスを積極的に展開しています。アルバイトをする大学生も大学の講義がオンライン化しており既にオンラインのZOOMなどのビデオ通話を利用した指導は抵抗がないのではないでしょうか。
最近はさらに一歩、進んでスマートフォンだけで指導を完結させる比較的、ライトな家庭教師サービスも登場しています。オンライン家庭教師ではなくスマホ家庭教師です。本記事では比較的、新しいサービスのスマホ家庭教師の特徴とスマホ家庭教師はアルバイト先として良いのかどうかを解説していきます。
スマホ家庭教師のサービス
スマホを使った家庭教師サービスが一時、話題になりました。24時間365日の完全個別指導、スマホのカメラに分からない問題の写真を撮って送る、安心安全の電話番号やメールアドレスはアプリの中では非公開といった特徴でスマホを使った家庭教師サービスが登場しました。生徒の立場から考えるとスマホで分からない問題の写真を撮って送れば、スマホで回答と解説がもらえるという仕組みです。どちらかと言えば通信教育に近いサービスです。ただし大手の衛生予備校や動画学習アプリとは異なりスマホアプリを使った比較的ライトなマッチングアプリのようなサービスと言えます。ただし働く先生はスマホではなくパソコンから指導に当たるのが一般的なようです。スマホは情報の受け手ならば使いやすいのですが情報の発信と指導となると使いづらいからです。
スマホを使った質問サービスは受験以外でも活用されている
スマホを使って質問を受けつけるサービスは受験以外でも活用されています。例えばオンラインのプログラミングやデザインなどを勉強できるサービスではスマホアプリのLINEを使って相談や解決をチャットベースで行うところもあります。パソコンよりもむしろスマホの方が使い慣れている若い人は多く、しかも昨今の学生はスマホを使ったコミュニケーションに慣れていますからスマホでもサービスは十分、成立します。アルバイトする側のスマホ家庭教師のメリット・デメリット
アルバイトする側は業者にもよりますが業務委託という形で隙間時間に問題を回答します。パソコンで指導ページにログインして音声通話やホワイトボード、チャットなどを利用して指導にあたります。スマホを使ったサービスは先生が決まった時間に決まった生徒を指導する訳ではなく、全国の生徒のスマホから届いた質問をそれぞれの先生が自由に担当して解説していく仕組みだからです。ここから家庭教師側のメリット・デメリットが見えてきます。メリットは家にいながら暇な時間にパソコンにログインして隙間時間に自由に働ける点です。一方でデメリットは時給制ではないため、短時間で比較的高時給で稼げるというアルバイトではないところです。
隙間時間に少しお金を稼ぎたいという人にはおすすめですが、しっかりと決まった時間に生徒と向き合って稼ぐという働き方をしたい人には向いていません。
スマホ家庭教師バイトは隙間時間で働くか対面で生徒と向き合いたいかで決めよう
スマホ家庭教師はあくまでも隙間時間に不特定多数の人の質問を解説するアルバイトです。一方、対面で生徒一人一人としっかり向き合いたい、稼ぎたいという方には従来の家庭教師アルバイトを選択する方が良いでしょう。ただし家庭教師の仕事は生徒とご家庭との条件が合えば指導できるコマが入るという仕組みのため、思うようにコマが入らないこともあります。そんなときに一般の家庭教師のアルバイトと合わせてスマホやオンラインの家庭教師の指導を合わせて、かけもちするという働き方はあるのではないでしょうか。
まとめ
オンラインを利用した家庭教師サービスはパソコンだけでなくスマホを積極的に活用した形態も登場しています。中には不特定多数の生徒の質問を隙間時間に答えるような、比較的ライトなアルバイトもあります。このような形態の働き方は隙間時間に働けるメリットがある反面、従来型の家庭教師バイトよりも時給で考えると稼げなかったり生徒と向き合えなかったりするデメリットもあります。ただ隙間時間に働けることを活用して従来型の家庭教師の仕事と併用するなど「どちらかを選ぶのではなく、どちらも選ぶ」という選択肢もあります。従来型の家庭教師アルバイトを収入の柱としながらオンライン、スマホを活用した教育サービスの仕事もバイトのかけもちのようにやってみるという手もあるのではないでしょうか。