大学生が家庭教師アルバイト選びで失敗しないコツは?
大学生にとって家庭教師は人気アルバイトの一つです。
時給も高く短い時間で効率的に稼げますし、やりがいのある仕事のため希望する人がたくさんいます。
しかし、数ある家庭教師アルバイトの仕事の中には「こんなはずじゃなかった…」と実際に引き受けてみて感じることもあるでしょう。
例えば、
・無理難題を押し付けられる
・ドタキャンばかりされて、時間を無駄にした
・高額教材を無理やり売らされる
・保護者対応が辛い
など実際に家庭教師アルバイトをやってみて後悔してしまう大学生も少なくありません。
もちろん家庭教師自身の心構えに問題があるケースもありますが、一方で選んだ家庭教師センターや派遣先のご家庭との相性が悪くて失敗してしまうこともあります。
そこで本記事では、家庭教師アルバイトをはじめる際に失敗しないためのコツを紹介します。
釣り案件?誇大広告に注意にする
家庭教師の求人広告の中には、「時給5,000円!」など、相場より高い時給を表記して人を集めているところがあります。しかし、蓋を開けてみると時給5,000円は本当に一部の医学部受験対策や難関大学受験などの担当者のみで、他の家庭教師の時給は相場以下だったということもあるようです。このような誇大広告や勘違いしやすい表記・表現で人を集める手法を「釣り」と呼ぶことがあります。AmazonやApple、Googleなどの関係者を装って個人情報を盗もうとする「フィッシング詐欺」という言葉があります。
ネットには、このように人を騙そうとする「釣り=フィッシング」という手法が蔓延しているため、アルバイト探しに限らず慎重に情報を精査、確認することが大切です。
面接で家庭教師センターの雰囲気を確認する
面接は家庭教師センターが学生を判断する場です。しかし、同時に学生が家庭教師センターを判断する場でもあります。面接では求人広告では見えてこない、家庭教師センターの雰囲気や考え方、本音の部分が見えてくることもあります。面接では採用されるための自己PRなどは大切ですが、一方で応募した家庭教師センターが本当に、あなたが働くところとして適しているかどうかも考えましょう。契約内容に注意する
大学生だと契約書を読む、確認するという経験があまりないのではないでしょうか。契約書の細かい字、長い文面を読みきるのは面倒です。しかし、契約内容を良く読んで疑問に思ったところはチェックして、場合によっては家庭教師センターに質問してみることをおすすめします。
ただ、読むだけではなく自分ごととして考えてみてください。「もし、契約途中で辞めたらどうなる?」「ドタキャンされたときの保証は?」「自分が作った教材はどんな扱いになる?」「勝手に自分の個人情報や顔写真が使われたりしない?」など気になることを思い浮かべながら、しっかり契約内容を確認することがトラブルを未然に防ぐポイントです。
出来ないことと出来ることを明確にする
家庭教師によって、それぞれ得意分野と苦手分野があるはずです。例えば「小学生の指導には自信があるけど受験生の指導は苦手」、「数学は得意だけど国語、英語の指導は自信がない」など。家庭教師の仕事をする際には、自己分析をして「自分のできることとできないこと」を分けておきましょう。もし、自分が苦手なことできないことを強いられたら一旦、素直に「この科目は担当できない」「この学年は他の人の方が適任だ」と主張することが大切です。
もちろん、誰でも指導ははじめてですから苦手意識があっても、「やってみたら意外と得意だった」ということもあるかもしれません。しかし、「前向きに挑戦できることかどうか?」、「本当にやれるかどうか?」は指導に入る前に家庭教師センターとよく話し合って結論を出すようにしてください。
何も話し合わずに「できないこと」「苦手なこと」を仕事として振られて、言われるがままに指導に入ってしまうと後悔することになりかねません。
まとめ
大学生の家庭教師が仕事選びで後悔しないためのポイントを紹介しました。①釣り案件?誇大広告に注意にする
②面接で家庭教師センターの雰囲気を確認する
③契約内容に注意する
④出来ないことと出来ることを明確にする
これらのポイントを踏まえて、家庭教師センターを選んでみてください。
そして、家庭教師アルバイトで条件の合う求人を探すには、複数の家庭教師センターに登録しておくとことをおすすめします。