家庭教師がZoom指導する前にする3つのチェックポイント
コロナ禍が続きオンラインビデオでのコミュニケーションが当たり前の時代になりました。
社会人も学生もZoomをはじめとしたオンラインビデオを通したコミュニケーションを避けられない状況になりつつあります。家庭教師センターの求人でもZoomを使ったオンライン家庭教師の募集も一般的です。
しかしZoomが当たり前になった今でも最低限、気をつけるべきポイントを押さえないまま何となくZoomを使っている家庭教師も少なくありません。知らないうちにZoomで印象が悪くなってしまうのは避けたいところです。そこで本記事では家庭教師がZoom指導をする前に最低限、確認するべき3つのポイントを解説します。
①:外付けのカメラを用意する
ZoomをするときにデスクトップやノートPC備え付けのインカメを使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、備えつけのインカメを外付けのインカメに替えるだけでもZoomの映りや明るさがかなり違います。
元のインカメの性能が悪ければ、カメラを変えるだけで、ここまで変わるのかというぐらい変わることもあります。また、外付けのカメラだと書画カメラのように手元を映すこともできます。
Amazonや楽天などのECモールで3,000円〜5,000円前後で買えます。外付けのカメラを買うだけでも映りはかなり改善されるでしょう。家電量販店で実際に映りを確認してから買うのも良いでしょう。
②:カメラのレンズと目の高さを合わせる
カメラのレンズと目の高さを合わせるだけでも映りが良くなります。例えばカメラのレンズを上から見下ろすような状態だと威圧的に見えてしまいます。カメラと目の位置があまりにも近すぎると顔がアップになり過ぎたり、顔の一部が切れたりすることもあります。そして、そんな不自然な状態をZoomで気にせずにずっと続けてしまう人も珍しくありません。ノートPCならば台を用意するなどカメラと目線の高さをうまく合わせるなどの工夫をしてみましょう。
③:リハーサルをして設定を確認する
Zoomで面接をしたり、指導をしたりする前に家族や友人を相手に一度、リハーサルをしてみることをおすすめします。いきなり本番のZoomを繋いで失敗してしまうことも少なくないからです。そして、客観的になおした方が良いところを指摘してもらいましょう。例えば
・背景はぼかしを入れる方が良いか
・明るさは適切か
・肌がきれいに見える補正は入れた方が良いか
・カメラと目線の高さはしっかり合っているか
・音は聞こえづらくないかどうか
など、本番までに最適な状態にしておくことをおすすめします。
また、Zoomを使った画面共有の仕方、チャットのやり方、時間制限の確認、録画など様々な機能も一通り試しておくと良いでしょう。
事前準備を少ししておくだけでも本番の採用面接や指導で失敗する可能性を減らせます。
Zoom指導ができるだけで働き方の選択肢が広がる
コロナ禍以降、家庭教師業界は大きく変化しました。対面の家庭教師指導サービスも健在ですが、オンラインビデオによる指導も当たり前になりました。今ではZoom家庭教師の募集という求人もよく見かけます。家庭教師センターによっては対面指導もZoom指導も両方、依頼されるケースもあるでしょう。Zoomを使った指導は煩わしい面、面倒な面も確かにあります。しかし、Zoomをうまく活用できることで家庭教師としての働き方の選択肢は確実に広がるはずです。Zoomなら、通勤の時間はいりません。そのためコマを連続で入れやすくもなります。場所に左右されない働き方ができるようになります。
少しZoomに慣れるだけで働き方の選択肢は確実に広がります。また、Zoomに限らずオンラインを使って面接をしたり仕事をしたりするのが当たり前の時代になりました。家庭教師のアルバイトに限らずZoomに慣れておくのはメリットが大きいでしょう。
まとめ
家庭教師がZoomを利用する際に事前にチェックしておくべきポイントを3つ紹介しました。①:外付けのカメラを用意する
②:カメラのレンズと目の高さを合わせる
③:リハーサルをして設定を確認する
この3つは手軽にすぐにできることです。何も考えずにパソコンのインカメで適当に繋いでいるだけの状態でしたら、これらのポイントを一つずつ行うことで確実にZoomの映りは良くなります。Zoomを使った面接や指導でも良い効果があるでしょう。簡単なことですが、そんな簡単なことを確実にするだけでも効果はあるので、できていないなと感じた人は試してみてください。