家庭教師は割に合わないと感じる3つの理由。対処法も紹介!
「実は家庭教師のアルバイトは割が悪いのでは?」
と家庭教師のアルバイトをこれからはじめようとしていて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。家庭教師のアルバイトは時給が高くて大学生の仕事の中では割が良いという意見もあります。しかしWebで家庭教師のアルバイトについて調べてみると割に合わない仕事だという意見もあります。
家庭教師のアルバイトは本当に割に合わないのでしょうか。そして割に合わなかった場合の対処法はないのでしょうか。本記事では家庭教師バイトが割に合わないと言われる理由と対処法について解説します。
割に合わないと感じる理由1:コマ数を確保しないと意外と稼げない
家庭教師はアルバイトの中では比較的、時給が高いと言われています。しかし、時給が高くてもまとまった指導時間、コマを確保できるとは限りません。例えば「週1で2時間の指導のみ」しかコマが入らなかった場合、時給が2500円でも1日あたりで5000円。4週間で20000円しか稼げません。一方、コンビニのアルバイトで時給1000円、週3で6時間入った場合はどうでしょうか。1日で6000円、1週間で18000円、4週間で72000円稼げます。人手不足のコンビニのアルバイトならば、まとまった時間働きやすいのですが、家庭教師のアルバイトは指導できるコマ数を確保できるかどうかは条件とタイミング次第です。
時間あたりの時給は高くてもまとまった指導時間を確保できないと稼げません。指導時間外で授業や指導の準備もしなければいけないのに、コマ数が少ないと「割に合わない」と感じるのも無理はありません。
割に合わないと感じる理由2:時間外の仕事が多い
家庭教師のアルバイトは時間外の仕事も沢山あります。例えば指導する内容を復習する時間、教材を研究する時間、家庭教師センターに指導内容を報告する作業や手間など指導時間外にも、やることが多いのです。しかも、家庭教師は指導する家庭に訪問するのが大変です。2つ3つと家庭をかけもちすると、通勤先が2つ3つに増えるため移動の手間もかかります。割に合わないと感じる理由3:責任が大きい
保護者が家庭教師の派遣を希望する理由は・定期テストの点数を伸ばしてあげたい
・志望校に合格させてあげたい
など、家庭教師の指導を通して児童・生徒の明るい未来を実現するためです。そのため家庭教師の仕事は結果が求められる仕事です。結果や成果を出すためには指導内容を工夫したり、生徒のモチベーションをあげたりしなければいけません。そして、家庭教師が頑張っても生徒が頑張らなければ結果がついてきません。
特に受験生の指導となれば生徒の人生を左右してしまうこともあります。家庭教師の仕事は責任がとても大きいのです。結果が出なければ保護者からクレームが来ることもあります。そして家庭教師自身も生徒に対して申し訳ない気持ちになってしまいます。そのため割に合わないと感じる家庭教師も少なくありません。
家庭教師の仕事を効率よくするには?対処法を紹介
家庭教師が割に合わないと言われる3つの理由を紹介しました。理由1:コマ数を確保しないと意外と稼げない
理由2:時間外の仕事が多い
理由3:責任が大きい
では、それぞれの対処法をご紹介します。
・理由1:「コマ数を確保しないと意外と稼げない」の対処法 コマ数が少ない場合は家庭教師センターの複数登録がおすすめです。ただし家庭教師センターの複数かけもちを禁止していないかどうかは事前に確認する必要があります。登録している家庭教師センターが個別指導塾なども経営している場合は、個別指導塾の指導も引き受けるなど積極的に仕事をしていく姿勢をもちましょう。
・理由2:「時間外の仕事が多い」の対処法
時間外の仕事はどうしても家庭教師のアルバイトにはつきまといます。家庭教師センターへの指導報告などをしないわけにはいきません。しかし、指導する教科を絞ることで教材研究の時間を短縮することができます。例えば国語・数学・英語の3教科を教えるとなると、それぞれの教材研究や指導する内容を考えるのに時間がかかってしまいます。しかし、指導する内容や教科を絞ることができれば、ある生徒に教えた指導内容を別の生徒にも同じように使えます。つまり手を広げすぎないことで時間外の労働時間を短くすることができます。
・理由3:「責任が大きい」の対処法
家庭教師が一人で責任を抱えこまないことが大切です。家庭教師の力だけでは生徒の学力は伸びません。生徒も家庭教師も、ご家庭も一緒に頑張ることでテストの点数を伸ばしたり、志望校合格につなげられたりします。家庭教師も生徒も保護者も一体となって目標に向かって頑張るという姿勢をもってもらいましょう。責任から逃れることはできませんが、生徒と保護者にも当事者意識をもってもらうことで一緒に頑張ることが大切です。