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家庭教師も知っておきたい小テストを有効活用する指導

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小学校、中学校、高校で小テストを受けた経験がある大学生も多いのではないでしょうか。中には小テストが面倒だなと感じていた方もいるかもしれませんね。もしかしたら、良い思い出がない小テストかもしれませんが、多くの学校で取り入れられていただけのことはあり学力向上に効果的です。家庭教師の指導でも小テストを活用することは生徒の学力向上につながります。本記事では小テストを活用するメリットと具体的な導入方法をご紹介します。

小テストを活用するメリット

小学校では国語の時間の前に漢字テスト、計算テストなどが活発に行われています。そもそも、何故、小テストは行われているのでしょうか。もちろん生徒を困らせるために小テストをしているわけではありません。小テストにはメリットがあります。

・授業前の集中力を高める効果
・記憶の定着
・小テスト対策のために勉強する習慣がつく

家庭教師の指導時間の前にも、小テストを活用すると同じメリットがあります。特に基礎学力に不安のある生徒や学習習慣の定着ができていない生徒に小テストをするのは、効果的です。

英語・国語・数学(算数)の小テスト活用法

小テストは様々な教科で活用できます。例えば英語なら英単語・英熟語・英語構文の簡単なテスト、国語ならば漢字テストや古文の単語テスト、数学や算数なら比較的手軽にできる計算問題のテストなどで使えます。特に生徒に定着させたい知識や計算などの技能を洗い出してみましょう。また小学生ならば小テストの代わりに100マス計算などゲーム感覚でできることから、はじめるのもおすすめです。教材は自作でも良いのですが、毎回用意するのが大変な場合は市販のドリル教材などを用意しても良いかもしれません。

小テストをする際に気をつけるポイント

小テストをする際に気をつけるべきポイントもあります。

・生徒の負担が重すぎないようにする
・指導時間のうち、せいぜい10分〜15分程度で済ませる
・しっかり続ける

小テストで適度な緊張感がもてるようにすることは効果的です。しかし生徒にとってストレスが大きすぎると逆効果になってしまいます。あくまで小テストはウォーミング・アップぐらいの負荷になるようにしましょう。また小テストの時間は家庭教師の指導時間内に行う場合は、10分〜15分程度にとどめるのがおすすめです。家庭教師の指導時間は短いため、小テストにあまりに時間をかけすぎるとメインの指導に時間を充てられなくなってしまいます。

そして、小テストを一度、はじめると決めたらしっかり継続するようにしましょう。家庭教師が面倒になって小テストを思いつきでやったり、やらなかったりでは生徒からの信頼感を失ってしまいます。また小テストは継続してこそ、学習効果を高めることができます。また、小テストをする際には事前に、どの範囲が出るのかは予告をしておきましょう。

小テストを通して生徒が自習する習慣を育てよう

小テストをすることで適度な緊張感が生徒に生まれます。生徒は点数が出るもので、悪い点数をとってしまうのは避けたいと思うのが一般的です。そのため、最低限の点数は取れるようにと隙間時間などで勉強する習慣が身につくきっかけにもなります。小テストをただするだけでは意味がありません。小テストを通して、どうやって生徒の基礎学力を固めて、学習する習慣を身につけるのかを考えることが大切です。

保護者の協力を得て毎日、小テストをするのも効果的

家庭教師が指導する日だけでなく、保護者と連携して、問題と答えを渡して毎日、小テストをするのもひとつの手です。家庭教師の指導する日だけ小テストを行うのでは量が十分ではないかもしれません。しかし、保護者の方と連携することで十分な練習量、学習量を小テストで確保できるようになります。保護者と連携していくことも効果的な教育では欠かせないポイントです。また小テストを保護者にも確認してもらうことで、生徒の学力や意欲を保護者と共有することもできます。

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まとめ

学校でよく行われている小テストは家庭教師の指導にも使えます。小テストには家庭教師の指導時間まえのウォーミングアップや集中力向上につながる、基礎的な知識の定着ができる、テスト対策をするための勉強習慣が身につくなどのメリットがあります。先生も生徒も無理のない範囲で小テストをうまく活用することで生徒の学力を伸ばしましょう。

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