家庭教師バイトで理工学部生は採用されやすい?事前に知っておきたいポイントを解説
理工学部をはじめとした理系の学生で、家庭教師アルバイトに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
理系の学生は数学や理科などの生徒がつまずきやすい、苦手意識を持ちやすい科目を教えられることから家庭教師アルバイトとして採用されやすい傾向があります。
しかし
・家庭教師として指導をするのは不安
・大学やサークルとの両立ができないかもしれない…
理系の学生でも家庭教師アルバイトに対して不安を感じることもあるでしょう。本記事では理工学部生が家庭教師バイトへの一歩を踏み出したい方が知っておきたいポイントを紹介します。
理工学部生の家庭教師需要はある?
理工学部生なら数学や理科を受験科目に使った方がほとんどではないでしょうか。生徒が苦手意識を持ちやすい数学や物理などの指導ができれば、家庭教師としての需要は高く、紹介してもらえる案件も増えるでしょう。中学・高校の数学や理科に課題を抱えている生徒が多く、理系の学生が全体で見ると少ないことから、理工学部生の家庭教師需要は安定してあります。また、中学受験の算数指導でも活躍できるチャンスがあるでしょう。
理工学部生は学部・サークルとの両立が大変
文系の学部生も近年、大学で単位を取るのが難しくなってきましたが、理系学生も勉強が大変です。特に拘束時間が長い実験などもあれば、プライベートな時間は短くなってしまいます。そんな忙しい中でアルバイトやサークルの時間をつくるのは大変です。そのため家庭教師アルバイトを始める際には、あなたの大学・学部・学科がどの程度、忙しいのかを確認してから無理のない範囲で少しずつやってみると良いでしょう。大学・学部のスケジュールの見通しが立てば、具体的にどの程度、家庭教師アルバイトができるのか見えてきます。
理系科目が苦手な生徒に寄り添うことも大切
理工学部の学生で数学や理科が得意だという人は多いのではないでしょうか。もちろん数学や理科を理解して筋道を立てて問題を解けたり、説明できたりする力は家庭教師に必要です。
しかし、数学や理科の家庭教師を依頼してくるご家庭の生徒は、数学・理科に苦手意識を持っている人が少なくありません。そのため理系で家庭教師をしている人の中には、以下のように考える人もいるでしょう。
・どうしてこんなことも分からないの?
・この程度、説明しないでも分かるだろう
・1回説明したら理解してほしい
・努力が足りないのでは?
このように理数科目が得意だからこそ、理数科目に苦手意識を持っている生徒を置き去りにしてしまうことがあります。自分で理数系の問題を解くのは得意でも、人に上手に教えられないということもあるのです。しかし、このような態度では生徒はついてきてくれません。
そのため、問題が解ける能力とは別に、うまく人に説明して、根気よく生徒につきあってあげられるだけの余裕も指導では必要になります。まずは生徒に寄り添ってあげることが大切です。
忙しい理工学部生こそ家庭教師がおすすめ
理工学部生は一般的に忙しいのですが、だからこそ家庭教師はおすすめのアルバイトです。家庭教師は飲食店・小売店などのアルバイトに比べると拘束時間が短く時給が高いのが魅力です。そのため限られた時間を有効活用して稼ぎたいという学生にとって家庭教師アルバイトは良い選択肢の一つと言えるでしょう。また、通勤時間を確保するのも難しいという学生ならオンライン家庭教師をするのも手です。
近年、一般的な家庭教師センターでもオンライン指導を取り入れているところがあります。オンライン指導なら通学時間なしで個室を用意すれば、すぐに指導に入れます。
忙しい理系の学生だからこそ、時給が高く拘束時間が短い家庭教師をアルバイトの一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
理系の学部生向けに家庭教師アルバイトの採用で、気になるポイントを解説しました。理数科目に課題を感じている生徒が多いため、理数科目の指導ができる理工学部生は需要が高いと考えられます。
また、理工学部の学生は大学も忙しいため拘束時間が短く時給が高い家庭教師は相性が良いアルバイトの一つです。
ただし、理数科目の指導を依頼してくれる生徒の多くは、理数科目に苦手意識・課題を抱えていることが少なくありません。そのため、理数科目が苦手な生徒の気持ちを考えてあげて、根気よく指導することも必要です。