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家庭教師バイトは大学の文学部生でもできる?


大学の文学部生で家庭教師アルバイトに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
文学部の学生は受験経験・大学で学んでいる勉強を生かして家庭教師アルバイトとして活躍することができます。
しかし、文学部生の中には不安を感じている方も多いようです。

例えば

・理系で数学を教えられないと需要がないのでは?
・文学部でも受験に直結しない専攻だと採用されないのでは?
・文学部卒はやはり余っているのでは…

などアルバイトを始める前は、このような不安や悩みを抱えている人も少なくありません。
しかし、結論から言えば文学部生は十分、家庭教師として需要があります。本記事では文学部生で家庭教師バイトへの一歩を踏み出したい方が知っておきたいポイントを紹介します。

文学部生でも家庭教師はできる?

結論、文学部生でも家庭教師として働くことはできます。

学部の偏差値に関しても特に関係はなく難関大学〜中堅レベルの文学部生まで幅広く家庭教師として活用されています。特に家庭教師は、よほど特殊な難関大学受験指導コースなどでもない限り、学校歴よりも指導力や人間力などの総合的な能力が採用で見られます。

むしろ、自分の出身大学の偏差値や評判によって自信のない態度をとってしまうことで、かえって頼りなく見られてしまいます。「文学部だから…、偏差値が高くないから…」といった態度を表に出さずに自信を持って自己PRをすれば、採用の道はひらけます。

文学部生が家庭教師で教える科目は?

文学部生の家庭教師が教える科目は、英語や国語などの教科が多いようです。小学校・中学校・高校で特に重視されるのは英語・国語・数学の3科目であるため、必然的に英語・国語を教えられると需要が高い人材になれるでしょう。特に文学部生でも英文学科で英語指導が得意だと需要はますます高くなりそうです。

ただし、需要のある科目は地域によって異なるため、ご自身が住んでいる地域で需要のある科目を調べてみることをおすすめします。

地歴公民・社会科は需要が少なめ

文学部生でも歴史学科・考古学科の学生で家庭教師をしたい方は多いのではないでしょうか。
特に専門に直結する社会科系の地歴公民科目を教えたいと考えている方もいるでしょう。

しかし、社会科は暗記科目だと思われている影響もあり家庭教師の需要は多くはありません。そのため地歴公民・社会科だけに絞って家庭教師アルバイトを探そうとすると、なかなかアルバイトが見つからないという可能性を想定しておくべきです。
ただし、歴史学科系は大学で文献や資料を精読している方、受験で国語・英語をとっていた方が少なくないでしょう。必ずしも今、在籍している学科・専攻にこだわることはありません。学校で学んでいることや受験生時代の経験を活かせる場はあるはずです。

小論文の指導は需要がある

文学部の中には、受験に小論文を課しているところも少なくありません。また、受験科目に小論文がなくてもレポートを書く機会は多いのではないでしょうか。受験生の中には、小論文対策をしてほしいという需要があります。一般入試だけでなく推薦入試でも小論文が必要な学部は少なくないからです。英語・国語以外に小論文を指導できる自信があれば、家庭教師バイトの面接を受ける際にアピールできる材料の一つになるでしょう。

古文・漢文も需要あり

文系でも社会学科系の学部で、古文・漢文が入試問題にないところがあります。特に共通テストを受けていない私立の学生だと古文・漢文に苦手意識がある方も多いでしょう。同じ文系でも社会科学系の学生は古文・漢文指導が苦手ということも少なくありません。

一方、文学部生は国公立・私立を問わず古文・漢文が入試問題に含まれているため中高生でかなり勉強してきたのではないでしょうか。古文・漢文は勉強すれば得点源にできる領域です。受験科目に使う生徒も少なくないため、過去に勉強した古文・漢文の知識を活かせるかもしれません。

英語・国語の成績を伸ばすには?

英語・国語の問題は解けても、どうやって教えればよいかの分からないという方も多いのではないでしょうか。
受験の現場では先生が生徒のそばについてあげることはできません。そのため生徒が自分の力で一人、受験の問題を読み解いて、その場で考えて答えを導けるようにする必要があります。

そのために効果的な指導法はただ、座学で生徒に一方的に知識を教えるのではなく、生徒が自分自身で手を動かして頭で考えられる機会を多めに提供することです。問題演習の機会を多めにとり、先生は生徒のサポート役として指導したり、添削をしてあげたりしてください。特に書かせる問題では、丁寧な添削が欠かせません。

まとめ

文学部生が家庭教師アルバイトをする際に気になることを解説しました。
結論、文学部生でも家庭教師アルバイトに採用されることは十分、可能です。科目によっては需要が高いところもあるほどです。受験経験・大学で勉強している成果を家庭教師アルバイトでは活かせるので、興味があれば、自信を持ってアルバイトに応募してみてはいかがでしょうか。

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