【家庭教師あるある】間違いを指摘されたらどうする?
家庭教師も完璧ではありません。ときには間違ったことを生徒に教えてしまうこともあるかもしれません。そして生徒から間違いを指摘されてしまうこともあるのではないでしょうか。生徒に間違いを指摘されるのは気分のいいことではないでしょう。しかし指導を長く続けていれば100%正解という訳にはいきません。
勉強不足で間違いを教えてしまうこともあれば、ケアレスミスや勘違いで間違ったことを教えてしまうことは家庭教師を長く続けていれば避けられません。生徒の中には揚げ足をとるような態度をとってくることもあるかもしれません。そこで間違いを指摘されたら家庭教師はどのような態度をとればよいのかを考えていきましょう。
家庭教師だって分からないことも間違えることもある
東大や医学部の入学試験の問題を一問も間違えずに解ける家庭教師がどれだけいるでしょうか。どれだけ優秀な家庭教師でも満点をとるのは難しいはずです。もしかしたら難関大学の入試問題の指導だけでなく簡単な小中学校の指導でも勘違いした理解のまま大人になってしまい生徒に間違いを指摘されることもあるかもしれません。家庭教師も完璧ではありません。どんな得意教科でも間違った理解をしていて、分からないことも出てきてしまいます。生徒の前で指導や答えを間違えてしまい指摘されてしまうのは避けたいところです。
しかし、どれだけ入念に準備をして間違いを減らすことはできても100%一度も間違えずに指導をするのは現実的には不可能なのではないでしょうか。そして間違いを恐れすぎては生徒の前で何も喋れなくなってしまいます。むしろ家庭教師は生徒の前で間違った指導をしてしまう前提に立たなければいけません。
間違いを指摘されたら素直に認める
間違いを指摘されて生徒の前でカッとなってしまったり、酷く落ちこんでしまったり、拗ねてしまったりしてはいけません。余計に指導に悪影響が出てしまいます。生徒の前で間違ってしまったら正しい対応をとることが重要です。その正しい対応とは「間違いを素直に認める」ことです。間違ったことを下手に誤魔化したり、うやむやにしたりしてはいけません。例えばケアレス・ミスなら素直に「うっかりしていました。気をつけますね。」という趣旨のことを伝えるべきですし、根本的に指導内容がわかっていなくて間違えたなら「次の指導までに調べてくるね。」と生徒に伝えるべきです。
一番、よくないのは間違えたことを誤魔化してしまうことです。生徒に間違いを教えたまま、うやむやにしてはいけません。間違いを指摘されたときこそ家庭教師としての態度が試されます。
間違いがあまりに多すぎるようなら教える範囲を勉強しなおす
間違いがあまりに頻繁なら根本的に指導力不足の可能性があります。その際は改めて指導する範囲の勉強を復習するか指導する学年や教科を変えることを検討してみてください。いくら過去に受験で使った科目や学校で狙った科目といえども何年も触れていない内容は忘れてしまいがちです。しかし質問に対する間違いで生徒から指摘が多すぎる場合、家庭庭教師自身が勉強しなおすか指導する教科や学年を変更する必要があるかもしれません。