家庭教師アルバイトの勤務時間外の仕事3選
家庭教師アルバイトの仕事には指導時間外の仕事もあります。家庭教師に限らず、学校や塾、予備校の先生や講師など教える仕事は指導時間以外にもやらなければいけないことがたくさんあります。家庭教師は1対1の指導 だから、集団指導の仕事に比べ勤務時間外の仕事の負担は比較的、軽いかもしれません。集団指導になると板書計画、多人数の生徒への課題添削などやることが膨れあがります。しかし、家庭教師のアルバイトにも勤務時間外の仕事はあります。アルバイトをはじめてから「こんなはずじゃなかった…」と思わないためにも、家庭教師が取り組まなければいけない勤務時間外の仕事を把握しておきましょう。
時間外の仕事1:教材研究
家庭教師は限られた指導時間で、生徒の成績をあげたり、分かりやすい指導をしたりしなければいけません。そのためには指導科目の教材研究は欠かせません。指導科目が得意科目でも、人に教えるとなると自分で問題を解くのとは別の力や視点が求められます。また新しい内容・試験の傾向と対策など知識を更新しなければいけない こともあります。教材研究をせずに指導を場あたり的にしてしまうと生徒から「分かりにくい」、「質問に答えてくれない」などの不満に繋がってしまうことがあります。教材研究は時間をかけようと思えばいくらでもかけられるため、どこまでやるべきかで悩んでしまうかもしれません。時間外の仕事2:指導報告書の用意
家庭教師センターから派遣されて指導をする場合は、指導報告書を作成するのが一般的です。家庭教師センターは教師や指導の質の担保する必要があります。家庭教師は指導の進捗や生徒の変化などを家庭教師センターと共有しなければいけません。他にも家庭教師センターによっては研修や事務などの時間をとらなければいけないこともあります。気になる方は家庭教師の仕事が本格的に始まる前に、指導以外にどのような仕事があるのか確認してみると良いでしょう。時間外の仕事3:指導・宿題などの用意
家庭教師は塾や学校のような集団指導ほど、授業の準備や宿題などの対応の負担は重くはありません。例えば 大がかりな板書の準備は必要ありません。宿題を出しても何十人ものノートや課題を見る必要がないため塾や 予備校などに比べて家庭教師の仕事の物理的な負担は重くないと言って良いでしょう。しかし、家庭教師は1対1でオーダメイドの個別指導をして、しっかりと生徒に向き合わなければいけない大変さがあります。また集団指導ならば先生の指導力関係なく結果を出す生徒も出てきます。しかし、家庭教師の場合は生徒が1人だけだからこそ、先生の責任が問われます。
限られた時間で指導の結果をしっかり出すための準備、課題の添削を本気でしようと思ったら、それなりに時間がかかってしまうこともあります。
意外に負担になる移動時間
家庭教師は一般のご家庭に訪問して指導をします。複数の家庭の指導をする場合、複数の家庭に訪問しなければ ならず通勤が煩雑になってしまいます。また一般のご家庭に訪問するため、アクセスの良い商業施設の集まるエリアに通勤するよりもアクセスが悪くなってしまうことも少なくありません。そのため家庭教師の仕事をする際には、通勤の負担も考慮して決めた方が良いでしょう。教えることが好き・教えていて楽しい科目を選ぼう
家庭教師の仕事で時間がかかるのは教材研究と指導・宿題の準備など、教科指導に関する部分です。そのため、 指導していて苦にならない科目を選ぶのがおすすめです。また、教えることそのものが好きでなければ家庭教師の仕事を続けるのは難しいかもしれません。しかし、教える教科が好き、人に教えるのが好きという人にとって家庭教師はやりがいのある仕事です。一方、時間外の仕事が苦痛だと感じる場合は家庭教師に限らず教える関係の仕事には向いていないかもしれません。まとめ
家庭教師の勤務時間外の仕事を紹介しました。教材研究、指導報告書の用意、指導・宿題などの用意など時間外の仕事が家庭教師にはたくさんあります。指導時間以外にも仕事のことを考えなければいけないのは、家庭教師に限らず教える仕事の大変なところかもしれません。しかし、本当に教えることが好き、教える科目が好きな人ならば時間外の仕事も楽しんで取り組めるはずです。また時間外の仕事は、最初は慣れずに時間がかかるかもしれませんが、経験を積めば効率よく段取りを組んで 進められるようになるため過度な心配は必要ありません。ただ、時間外の仕事があることは仕事をはじめる前に 知っておいた方が「こんなはずじゃなかった…」とならずにすみます。