推薦入試・AO入試経験者の学生にも家庭教師はおすすめ
家庭教師のアルバイトは一般入試経験者でなければできないと思っていませんか。実は推薦入試・AO入試の経験者が求められていることもあります。一般入試よりも推薦入試・AO入試で多様な学生を受け入れようとする大学も現在、増えています。しかし推薦入試やAO入試の対策は一般入試と異なり明確な答えもないため簡単ではありません。そこで推薦入試やAO入試経験者の家庭教師の経験が求められています。推薦入試・AO入試出身の大学生にも家庭教師アルバイトはおすすめです。
推薦入試・AO入試の割合は意外に高い
推薦入試・AO入試の割合は決して低くありません。例えば早稲田大学は定員全体の募集に占める割合を一般入試と逆転させ6割までAO・推薦型にすることを目標としています。推薦入試・AO入試が特別な枠という時代では既にありません。私立大学だけではなく国公立大学でも推薦入試・AO入試は増えています。国公立大学でもAO・推薦入試の比率が2割〜3割程度のところもあるため、国公立志願者にとっても推薦入試・AO入試は無視できません。ここまで推薦入試・AO入試の枠が増えると一般入試で大学受験を突破する難易度も上がってしまいます。早稲田大学の一般入試の割合が仮に4割程度になってしまうと、一般入試の難易度はかなり跳ね上がってしまいます。それなら推薦入試・AO入試を狙うほうが良いと考える受験生が増えるのも必然です。一般入試よりも対策が難しい推薦入学・AO入試
一般入試の対策は過去問を徹底的に対策する、基礎学力を伸ばす、とやることは決まっています。しかし推薦入試・AO入試はとらえどころがありません。面接・課外活動・小論文などは特に生きたノウハウ・経験則がなければ、どのように対策をすれば良いのか検討もつかないのではないでしょうか。しかも推薦入学・AO入試は大学それぞれの個性も強く出るため、志望校に推薦入学・AO入試で入った家庭教師の生の情報を受験生が求めるのも当然です。推薦入試・AO経験者にも需要がある
推薦入試・AO経験者にも需要があります。まず推薦入試・AO入試対策コースがある家庭教師センターならば推薦入試・AO経験者の家庭教師を積極的に採用します。また推薦入試やAO入試で大学に入学したからといって基礎学力・一般受験を突破する学力がないわけではありません。むしろ筆記試験だけで決まる一般入試の方が 試験問題の運の要素にかなり左右されてしまいます。推薦入試やAO経験者が学力的に劣っているとも言えません。推薦入試・AO経験者だからこそ受験の際に経験したことや生きたノウハウを受験生に伝えられるのではないでしょうか。推薦入試・AO入試だからという理由で家庭教師アルバイトを諦めている人がいたら、考えなおしてください。そして推薦入試・AO入試経験者だからこそできることを面接でアピールするべきです。家庭教師のアルバイトは一般入試で合格した学生以外にも門戸が開かれています。
多様な学生が求められる時代、多様な家庭教師が求められる
現在、大学受験では多様な学生が求められています。一般入試が得意なだけの学生ばかり集めるよりも様々なバックグランドの学生を集めたいと大学側は考えています。となると家庭教師側も一般入試対策を教えられる家庭教師だけでなく推薦・AO入試対策ができる家庭教師も求められるようになります。10年以上前の入試では、 推薦入試・AO入試は一般入試組から「正々堂々と学力で勝負しなかった学生」という風に見られた時代もありました。しかし、今後は推薦・AO入試の割合が増え大学・学部によっては多数派です。また海外の大学入学に興味をもつ高校生も増えてきましたが、海外の大学もエッセイ・課外活動などを重視するタイプの試験を実施しています。むしろ日本の一般入試の方が世界的に見ると少数派の選抜方法だという見方もあります。家庭教師に求められる指導内容や人物像も今後、推薦入試・AO入試の拡大によってどんどん変わっていくのかもしれません。