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【家庭教師バイトあるある】生徒が第一志望の学校に受からなかったらどうする?

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家庭教師バイトで受験生の指導を担当することも珍しくありません。そして残念ながら受験は水物で、どれだけ入念に対策をしても不合格になってしまうことはあります。担当した受験生が合格したなら「おめでとう」と声をかけてあげるだけでも良いのですが、難しいのは不合格になってしまった生徒に対する接し方です。

特に不合格直後は生徒によってはひどく落ちこんでしまっているケースもあるかもしれません。しかし受験の合否だけで人生は左右されません。むしろ不合格だったことを引きずって高校や大学などに進学してしまうことで、新生活に悪影響が出てしまうこともあります。

家庭教師は生徒が第一志望に合格できなくても、生徒に前向きに次の進学先で頑張ってもらえるように生徒の背中を後押ししてあげなければいけません。そこで本記事では第一志望に不合格になった生徒にどう接するかをご紹介します。

第一志望に受からなくてもいいんだよと伝えてあげる

まず、第一志望で不合格になった生徒には、必ずしも第一志望に受からなくてもよいのだと伝えてあげるところからはじめましょう。第一志望に合格できなかったことを悔やんだり、場合によっては自己肯定感を失ってしまったり、自暴自棄になってしまう生徒もいるかもしれません。

確かに第一志望の学校に合格させてあげるためのサポートも家庭教師の仕事です。しかし本当に大切なのは進学した後のことまで考えてあげることです。第一志望に合格させてあげられなかったことは家庭教師にとっても、残念なことかもしれません。ただ、まずは不合格だったこと、第一志望に合格できなかった結果を生徒も家庭教師も受け入れてから次のことを考えるのが建設的です。

第一志望じゃなくても夢はかなうし人生は続くことをアドバイスする

第一志望の学校に入学できなくても夢はかなう、人生はまだまだはじまったばかりだと生徒にアドバイスしましょう。文系の大学で勉強する内容は今では自分で本やネットでも十分、学べる時代です。それに今となっては学歴があることで得られる恩恵も小さくなってきました。

ただ特定の学部に入らなければなれない職業もあります。例えば医学部に入らないと医者になれないのに、生徒が医学部に入れなかったらどう答えればよいのでしょうか。その場合は医者になること自体が目的ではなく、病気で困っている人を何とかしてあげるという職業より一歩先のところまで生徒に考えてもらうようにしてはいかがでしょうか。

生徒にとって一番、よくないのは第一志望に入れなかったからと卑屈になってしまい自己肯定感を失って高校や大学での生活を無駄にしてしまうことです。受験はゴールではなくスタートに過ぎないことを人生の先輩として生徒にアドバイスしてあげましょう。

家庭教師の指導に関しては改善できることがないか振り返ってみる

生徒に自己肯定感をもってもらい進路先でも前向きに頑張っていけるように、背中を後押ししてあげるのも家庭教師の仕事です。一方で第一志望に合格させてあげられなかった理由は一体、何だったのか家庭教師側の指導にを見直してみましょう。

例えば問題演習の時間が少なすぎたのではないか、英語なら長文読解や英文解釈をもっと丁寧にやるべきだったのではないか、過去問対策が十分ではなかったのではないか、など何故、自分が担当した生徒が第一志望で不合格になってしまったのかを考えてみることで指導が改善できます。

もちろん家庭教師のサポートだけで生徒が第一志望に合格することはできません。もしかしたら、家庭教師の指導には何の問題もなかったかもしれません。それでも改めて家庭教師は指導方法について節目で振り返るようにすることで、次のよりよい指導につなげられます。

家庭教師センターと結果を共有し次の指導につなげる

家庭教師センターと生徒の志望校不合格の結果を情報共有し、家庭教師センター全体で受験指導の知見をためていくことも大切です。家庭教師センターの中には受験シーズンが終わった後に家庭教師からヒアリングをして、次年度の受験対策にフィードバックするところもあります。分なりの指導方法の改善や近年の受験対策の動向などをしっかりメモなどに記録して共有できるようにしておきましょう。

第一志望に生徒が不合格で残念でしたでは終わらせないことが家庭教師にとっても生徒にとっても、家庭教師センターにとっても大切なのではないでしょうか。

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まとめ

生徒が第一志望の学校に不合格になっても、アフターケアをしっかりしてあげましょう。そして家庭教師の指導方法で改善できたところがないかを振り返ることで次の指導に生かしましょう。生徒の不合格を不合格という事実だけで終わらせないことも家庭教師の仕事なのではないでしょうか。

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