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モンスター・ペアレントと遭遇してしまったら

「モンスターペアレント」最近なにかと問題とされていまねす。家庭教師バイトではそうした親御さんに出くわす危険Σ(´∀`;)も無きにしもあらずですので、心しておくに越したことはないです。

では、仮にそうしたモンスターペアレントのご家庭にあたってしまった場合の対処法をいくつかご紹介します。

モンスター・ペアレントとは?

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「モンスター」と造語がつくほど怖い親御さんを指しますが、自己中心的で理不尽な要求をしてくる親たちを意味します。我が子可愛さに盲目的になっている過保護な親や、片親が孤立化している状態、高学歴でプライドが高い親、そして教育現場への不信感を抱く親と言うように、モンスター化してしまう要因はいくつかあります。
しかし、いろいろ要求をしてくるからモンスター・ペアレントと決めつけるのは早合点!家庭教師側に問題や落ち度があれば抗議や要求をしてくるのは当たり前だし、自由な意見は当然の権利です。ですから正当な要求とモンスター化している要求の違いをちゃんと把握しなくてはなりません。ではその違いはなんでしょうか?以下の条件を満たしている場合は正当な要求の条件となります。

・子供の成長のための要求であること
・家庭教師のバイトの範囲を超えていないこ
・罵倒したり感情に任せた言葉ではなく、冷静にお話してくれること


モンスター・ペアレントの対処法

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ではもし請け負った家庭教師バイトの親御さんがモンスターペアレントだった場合の対処法を、「全国Webカウンセリング協会いじめ対策」を参考にまとめてみました。(URL:https://www.ijimesos.jp/)
家庭教師センター紹介、大学生協紹介の場合は一人で対処せずに、家庭教師センター、大学側にすぐに報告してください。対応はまかせましょう。個人契約の家庭教師の場合は任せる先がないので、自分での対応となりますので、以下の対処法を参考にしてみてください。

1.まずは反論しないで!

文句や要求を強い口調で訴えて来る状態ではこちらがどんなに正論を言っても耳にはいりません。むしろこちらが何か言葉をはっすれば、余計に相手を逆上させてしまう可能性があります。まずはしっかり大きくうなずきながら相手の話をきいてください。頷くことは受容を示す態度なので、それにより相手の怒りを抑える効果があります。カウンセラーの基本姿勢でもある「受容・傾聴・共感」の姿勢です。

2.心理的事実にのみ謝る。客観的事実は調査した上で

1%でも相手の言っていることが最もであるなら、そのことに関してだけ素直に謝ります。100%相手が理不尽なことを言っている状態でも、実は1%は必ず最もなところがあります。それは親御さんの「心配、不安、悲しい」という心理的事実です。我が子可愛さに一生懸命な親をおもえば、なんだか愛おしいですよね。しかし、客観的事実はきちんと調査した上でつたえます。曖昧な回答や謝り、約束などはこの時点ではしないでください。
良い回答例・「このたびは、ご心配をおかけして大変もうしわけありませんでした。事実関係を至急調査して、後日お話させていただきます」
悪い回答例・「このたびは、私の不手際により、問題を起こしてしまい、大変申し訳ありませんでした」

3.一人で判断、対応しない

一人だと判断もにぶってしまったり、なにより心細いですよね。大学の相談窓口や、消費者センターなどの機関に相談することもお勧めします。

4.話し合いの内容を記録する

これは相手が何に怒っているのか、何を問題として捉えているのかを整理でき、検証しやすいです。親御さんに後日説明するときにも役立ちます。できるだけ詳しく記録しましょう。度が過ぎた要求や不当な請求をしてくる場合は「こちらも言ったことに責任を持つためにも、会話の内容は録音させてもらいます」と事前に伝えて携帯などのボイスレコーダーに録音します。相手側が了承しない場合でも、裁判等でも隠し撮りした音声の証拠能力が認められるケースもあります。ただし個人情報として公開などしないように。

5.後日の話し合いで「できること」「できないこと」をはっきり伝える

家庭教師に「できること」「できないこと」を明確にして伝えます。できないことに関しては毅然とした態度で「NO」と伝えることがたいせつです。その際、契約書に細かく記載されていると、役立ちますから、契約書はしっかり作成しておきましょう!!

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謝り倒せばきっと許してくれると思い、とにかく「私が悪かったです」「申し訳ございませんでした」「すみません」を連呼して全面謝罪していると、モンスターペアレントは助長してくる傾向にあるので、謝罪は限定して行ってください「~の件は申し訳ありませんでした」というように自分が納得でき反省すべき事に限定して謝ることで、冷静さと毅然とした態度が生まれます。

ただ、どんなに真摯に対応していても、不利益を被ることが起きてしまった場合は弁護士などの第三者に相談することも大事です。

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