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家庭教師も知っておきたいホメオスタシスとコーチングの話

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コーチングという言葉をご存知ですか。コーチングとは対象者の主体性を促し、能力や可能性を最大限に引き出しながら目標達成に向けてモチベーションを高める指導法です。家庭教師とコーチングは何か関係があるのと疑問に感じた方もいるかもしれませんね。しかし生徒にとって本当に必要なのは小手先の受験テクニックよりも土台になるマインドの部分です。目的を達成しようとするための「やる気」「生活習慣」「挑戦しようとする心」などの土台がなければ、いくら小手先の受験テクニックを覚えても最終的には通用しなくなってしまいます。家庭教師が最低限、知っておくと良いコーチングについてお話しします。

本当に変えないといけないのは学力よりもマインドが先

家庭教師は週に多くて2〜3回、指導時間も一度につきせいぜい90分〜120分程度ではないでしょうか。家庭教師がついてあげられる時間よりも生徒ひとりで何とかしなければいけない時間のほうがはるかに長いのです。
そのため小手先の英文法や数学の解法を教えるだけでは、場当たり的になってしまいます。本当に生徒に身につけてもらうべきなのは「自走できる力」です。この自走できる力があれば生徒は放っておいても自分で学力をつけていけます。では自走できるマインドを生徒が身につける際にはどのような指導をするべきなのでしょうか。

ホメオスタシスとは?

コーチングを理解する際に理解しておくと良いのが「ホメオスタシス」という考え方です。教育心理学などでもホメオスタシスは出てくる用語です。簡単に言えば身体の状態を一定に保とうとすることをホメオスタシスと言います。例えば朝早起きできない人が1日だけ頑張って朝早起きしても次の日にはいつも通りに戻ってしまうのも広い意味でホメオスタシスが働いています。

人間にはコンフォートゾーンという快適に感じる状態があります。そのコンフォートゾーンを抜け出そうとするとホメオスタシスによって拒否反応がおきて、またもとに戻ろうとしてしまう力が働いてしまうのです。もしも生徒が受験勉強などに好ましくない生活習慣があったら、なかなか変えるのは簡単ではありません。

家庭教師をする際のコーチングで生徒を変えるにはどうすれば良いのでしょうか。最終的にホメオスタシスで戻ろうとする状態そのものをコンフォートゾーンにすることが必要になります。例えば早起きするのが当たり前になる、勉強するのが当たり前になるといった好ましい状態を生徒にとっての「当たり前の状態」にできれば良いのです。それができれば生徒は細かい受験テクニックを逐一、教えなくても自分で成果をあげる力がつきます。

コーチングでは生徒のゴールを明確に描けるように手助けする

生徒にとって好ましい習慣を当たり前にするにはどうすれば良いのでしょうか。まずマインド面を変えるには生徒に目標を鮮明に描いてもらうことが大事です。例えば難関大学に合格して教室で勉強しているイメージ、サークル活動を楽しんでいるイメージ、大学の試験に合格するイメージを鮮明に描いて落としこめるような状態に生徒をもっていけると良いでしょう。

生徒が具体的な成功のイメージを自分事として落としこめれば、普段の生活態度に違和感が出てきます。例えば生徒が大学合格のイメージを強く意識しているのに日々、全然、勉強していないと現実とのギャップが出てきてしまうのです。

難関大学合格のイメージがしっかりできているのに、日々、全く勉強していなければギャップは埋まりません。明確な目標設定を自分ごとに落としこめていれば、生徒は具体的な合格のイメージに追いつこうとして普段の生活も変わっていきます。

家庭教師は生徒の夢や目標を具体的にイメージさせて日々の生活習慣に必要なタスクを落とし込むところまで教えられてこそ本物です。教科指導だけではなく生徒のモチベーションを上げる、生活習慣や思考を正すといったことまでできると指導力のある先生として評価されるのではないでしょうか。

当たり前のレベルと習慣を高くもてるような指導をしよう

生徒が当たり前のレベルと習慣を高くもてるようになると生徒が主体的に動ける力がつきます。受験勉強で結果が出せる生活習慣が生徒にとっての当たり前になれば自然に学力が伸びるようになります。

例えば歯を磨かないと気持ち悪くなるように、毎朝1時間早起き勉強しないと気持ち悪いくらいの状態になれば生徒が目標を達成できる可能性はかなりあがるでしょう。生徒のコンフォートゾーンを受験突破や目標達成に適した高いレベルのところにまで引き上げるのです。そうすればホメオスタシスで継続して勉強することが当たり前になります。

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まとめ

小手先の受験テクニックや教科指導だけを教えても短い指導時間では、なかなか成果が出せません。そこで知っておいて欲しいのがコーチングという考え方です。コーチングを理解すれば生徒が自主的に勉強できる生活習慣や目標設定ができるようにサポートしてあげられます。

・生徒の課題や目標設定を鮮明に描けるようにしてあげる
・目標設定から逆算してどのような生活習慣や考え方をすれば良いのかを生徒に考えてもらう
・生徒が変化できるように励ましてあげる(積極的に声がけなど)

生徒が自分で考えて自分で動ける思考力や生活習慣などの土台の部分を育ててあげられるといいですね。そしてコーチングで生徒に身につけてもらう力は学習指導要領が定めている「生きる力」そのものなのです。

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