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勉強が苦手な子供の気持ちが分からない?勉強が得意な家庭教師の悩み

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家庭教師のアルバイトをする方は勉強が得意か、少なくとも苦手意識がない人が多いのではないでしょうか。勉強も得意だし誰もが知る一流大学の学生、または卒業生だし勉強を教えるなんて簡単だと思って、いざ家庭教師をはじめると

「説明は間違っていないはずなのに、何故、理解してもらえないのだろう?」
「どうして、こんな問題が分からないのだろう?」

と悩むことも少なくありません。家庭教師に指導を依頼するご家庭の中には、子どもが本当に勉強に苦手意識があり最後の手段として家庭教師を頼むケースもあります。そんなご家庭に勉強で苦労知らずの学生が指導すると、

「どうして、こんな簡単なことが理解できないの?」

と戸惑ってしまうのです。そんなとき、家庭教師はどうすれば良いのでしょうか。

名選手は名コーチとは限らない。家庭教師も同じ。

よく野球やサッカーなどで名選手が必ず名コーチだとは限らないと言われます。これば勉強の世界でも同じです。家庭教師が、どれだけ勉強が得意でどんな難問も解けても、解き方や勉強の習慣づけなど指導に長けているとは限りません。

勉強を教えても理解してくれないのは、教えている生徒のせいだと考えてはいけません。自分が問題を解く力と教える力は必ずしも一致しないのです。

偏差値が高い大学出身ならいい先生とは限らない

いわゆる偏差値が高い難関大学出身ならいい先生とは限りません。勉強が苦手な生徒がつまずいてしまう部分を特に悩まずに進めることができてしまうため、勉強が苦手な生徒がつまずくポイントを理解できないことも多いのです。

むしろ、勉強で苦労してきたタイプの学生の方が勉強で苦しんでいる生徒の気持ちが分かってあげられたり、つまずいてしまう部分をよく理解していたりすることもあります。また勉強よりも生徒のやる気を出してあげることがうまい家庭教師の方が、単に勉強を教える技術が高い家庭教師よりも適任であるケースもあります。

逆に言えば、難関大学出身じゃないから家庭教師のアルバイトができないかと言われれば、そんなことはありません。

家庭教師は勉強だけじゃなく指導法を身につけることも大切

家庭教師は単に自分自身で問題が解ければ勤まる仕事ではありません。生徒にわかりやすく伝える力やモチベーションをあげる力も求められます。

例えば小学生の四則演算を解くだけなら、家庭教師なら誰でもできるのではないでしょうか。しかし引き算ならば減加法、減減法といった指導法があり、答えをだす道筋まで理解していなければ生徒を指導できません。英語もネイティブなら誰でも話せるかもしれませんが、英語指導はできないのです。そのため実際に指導をする際は教師用の指導書や、家庭教師センターの研修があれば研修を受けておくことをおすすめします。

家庭教師は生徒と一緒に悩むのも仕事

家庭教師は自分自身で問題を解くのではなく、生徒に問題を解いてもらい粘り強く待つ力も求められます。もしかしたら、自分でスラスラと解ける問題でつまずいているのを見て代わりに解いてあげたくなってしまうこともあるかもしれません。

しかしときには、生徒が悩んでいる時間に一緒に、どうすれば生徒の学力が伸びるのか、モチベーションをあげられるのかを悩める先生の方が良い先生になるのではないでしょうか。

指導に悩んだら家庭教師センターと相談しよう

家庭教師センターを通して、家庭教師をすれば指導に悩んだときに助言を受けることができます。例えば教育アドバイザーや副担任、コーディネーターなど呼び名は様々ですが家庭教師に丸投げせず、チームになって指導をする家庭教師センターがほとんどです。

自分で答えを導き出すのと、生徒が答えを自分で解けるようにするのとでは求められることは異なります。指導に悩んだから家庭教師センターに相談したり、指導方法を研究したり、家庭教師はやることが沢山あるのです。しかし、その分、やりがいもある仕事です。

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まとめ

勉強が得意で家庭教師になった先生は時として勉強が苦手な生徒の気持ちや、つまずきが分からないこともあります。どうして生徒が問題を解けないのだろう?と悩む家庭教師もいるかもしれません。しかし自分で問題を解く力と教える力は別物です。

どうして生徒が躓いているのかを考えてあげたり、指導法を研究して分かりやすく伝えてあげたりする努力を家庭教師はしなければいけません。もしも指導で悩んだから家庭教師センターに相談しながら、指導を改善していきましょう。

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