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大人の家庭教師が登場?広がる生涯教育


「家庭教師のアルバイト経験は社会に出たときに、ほとんど役に立たないのでは?」と思っていませんか。
例えば教員採用試験や塾、家庭教師センターの正社員なら経験を生かせるかもしれませんが、一般的な会社員だと直接、家庭教師の指導経験を生かせないと思う方もいるでしょう。

しかし、今は生涯教育の時代です。小・中・高校生向けの教科指導以外にも家庭教師の需要が拡大しています。
家庭教師として生徒を指導した経験は将来の副業でも役立ちます。本記事では減り続ける日本の20歳以下の人口と大人向けの教育事業が盛んになっている具体例を紹介します。

20歳以下の人口が減り続ける日本

日本の20歳以下の人口は年々、減り続けています。
1990年に3,249万人いた20歳以下の人口は、2012年には2,260万人でした。そして、2025年には1,849万人、2060年には1,104万人にまで減る見通しです。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000055150.pdf
(厚生労働省の公式サイトより)

かつて3大予備校の一角であった代々木ゼミナールは浪人生の減少で大学受験予備校の事業を縮小したニュースも記憶に新しいのではないでしょうか。それほど少子化のインパクトは教育産業にとって大きいのです。

家庭教師のトライが「大人の家庭教師」を展開

家庭教師のトライが「大人の家庭教師」という文字通り大人向けのサービスを展開しています。
講座には仕事につながる公務員、宅建、ファイナンシャルプランナー、看護学校、簿記、公認会計士、社労士、保育士、介護事務、TOIEC対策などが用意されています。

昔のように大学に入れば一生安泰という時代ではありません。そのため大人でも資格を取得したり、語学を勉強したりと学び続けるのが当たり前になりました。当然、小中高校生と同様に教えてほしいというニーズも増えます。

また、趣味の講座で料理、茶道、ピアノ、ギター、ゴルフ、書道、水彩画、バイオリンなどの講座もあります。
もしかしたら大学のサークルや部活動などで培った特技を仕事につなげられるかもしれませんね。大人向けの家庭教師は本当に幅広く需要があるのも魅力です。

ストアカ・ココナラなどのマッチングサービスも活発

ストアカやココナラなどの教えたい人と教わりたい人を繋ぐマッチングプラットフォームも盛んになりました。
家庭教師センターとは違い生徒を自分で工夫して集めければいけない大変さがあります。しかし、オンラインのプラットフォームに登録するだけで始められる気軽さが魅力です。副業をするなら、このようなマッチングサービスを使ってみるのもおすすめです。

ベネッセが資本提携するUdemy

1対1で教えるだけでなく1対多で教えるサービスもあります。例えばベネッセが資本提携するUdemyは、オンラインビデオの講座を作ってアップロードできるプラットフォームです。一度、Udemyにオンラインビデオの講座をアップロードすれば、あとは講座を購入してもらえばお金が入ります。Udemyのようなサービスなら生徒と時間を合わせずに自分のペースで講座を作ることができます。

将来の副業でも家庭教師の経験が生きる

これまで紹介してきた大人向けの講座は、大学生が担当するにはハードルが高いかもしれません。受講生が大学生から教わるのに抵抗があることも多いからです。ただ、たしかな実力や熱意があれば大学生でも大人向けの家庭教師のアルバイトはできるかもしれません。

また、大学時代に小・中・高校生向けの塾や家庭教師を経験していた人が現在、大人向けの教育事業や指導の仕事をしている事例は珍しくありません。教える内容は違うかもしれませんが、教えるコツは社会人相手でも学生が相手でも同じです。

家庭教師バイトをすれば将来、教員や塾講師などにならなくても、大人向けの教育の仕事で経験を生かせる可能性があります。もちろん副業以外でも本業で人に何かを教える場面は多々あるでしょう。そのときも家庭教師として指導した経験や工夫は生かせるでしょう。

まとめ

日本の20歳以下の人口は年々、減少の一途をたどっています。一方で大人の生涯教育に対するニーズが高まっています。それに伴い大人向けの家庭教師サービスの需要も伸びています。大学時代に家庭教師アルバイトをしておけば、将来、大人向けの家庭教師の仕事に役立つでしょう。

教えることが好きなら学生時代は小・中・高校生向けの家庭教師の仕事をし、社会人になったら社会人向けの家庭教師や教える仕事をしてみてはいかがでしょうか。

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