家庭教師がプランナーと合わないときはどうする?
家庭教師センターには教育プランナー、副担任、アドバイザーなど名称は異なるのですが家庭教師をサポートする担当がいます。よく家庭教師センターのホームページを見ると家庭教師と教育プランナーが連携して指導計画を考えたり、生徒と家庭教師の関係に問題がある際には第三者として仲裁に入ったり保護者・生徒にヒアリングをしたりもします。また家庭教師にとって教育プランナーはよき相談役として頼れる存在でもあります。
しかし残念ながら家庭教師と家庭教師センターをつなぐプランナーの相性が悪いこと、性格が合わないこと、指導方針の違いで関係が悪くなってしまうこともあります。家庭教師の立場からいえばアドバイザーは上司のような存在で頼れることもあれば、苦手に感じることもあるのではないでしょうか。
家庭教師センターは家庭教師とプランナーの二人三脚
家庭教師センターは基本的に教育プランナーとの二人三脚です。家庭教師も何の管理もされず、ただ派遣されるだけで完全に自由にやれるというものではありません。家庭教師センターから派遣されるということは、家庭教師センターの指導方針やルールの中で指導をするのが基本です。こう聞くと教育プランナーって煩わしい存在だなと思うかもしれません。しかしプランナーは頼れる存在でもあります。指導に悩んだ際にはアドバイスをくれますし、ご家庭とうまくいかないときに間に入ってくれることもあります。基本的に家庭教師センターの教育プランナーは家庭教師のよきパートナーで一緒に、より良い指導をするために必要不可欠な存在です。
もしも教育プランナーがいなければ自由にできる反面、様々な問題が起きても相談できず、トラブルが起きても頼れる人がいない状態になります。家庭教師センターを選ぶ際には教育プランナーや副担任、アドバイザーといった担当の人がいるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
家庭教師とプランナーと反りが合わないこともある
基本的に教育プランナーは頼れる存在ですが、相手も人間です。どうしても反りが合わないこともあるかもしれません。例えば頑張って指導をしているのにやる気をなくすようなことばかり言われてしまう、指導方針が異なり現場を分かっていないのに色々と口を出してくるなど、教育プランナーに対して不満がたまることもあるのではないでしょうか。完全に無視をする訳にもいきませんし、家庭教師の仕事をする以上、教育プランナーは常に実質的な上司として存在します。
コミュニケーションをしっかりとるところからはじめる
教育プランナーと反りが合わないなと感じたら、あえて無視をしたり距離をとったりするのではなくコミュニケーションをしっかりとることからはじめてみてください。教育プランナーと家庭教師は二人三脚とはいえ実際に関わる時間はそれほど長くありません。家庭教師として働いている時間は生活時間全体の中の一部に過ぎないですよね。その中で教育プランナーとコミュニケーションをとる時間は本当に僅かです。だからこそ、少しのやりとりだけで「苦手だな」と感じたり「この人と指導方針が合わない」と感じたりしてしまうのです。そして、その印象が膨らんでしまいますます苦手になってしまうという悪循環に入ってしまいます。なので、まずはプランナーとコミュニケーションをとる時間をしっかりと設けることが肝心です。意外に話をしてみると打ち解けられることもあるため苦手意識を持たずに接してみることが大切です。
どうしても合わない場合は家庭教師センターを変えても良い
どうしても家庭教師センターの教育プランナーと合わない、無理ばかり言われて苦しいということなら家庭教師センターを変えてしまうのもひとつの手です。家庭教師センターがどれだけ良くても直属の教育プランナーと合わず、しかも指導に支障をきたすなら違う家庭教師センターを選んでも問題はありません。家庭教師センターはひとつではないからです。しかし少し話しただけで合わない、苦手だと感じ、ころころと家庭教師センターを変えるのも考えものです。本当に止むを得ない場合のみ考えましょう。