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家庭教師も大学入学共通テストの対策をしよう

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2021年度の大学入学共通テストはSNSでも難易度が上がったと話題になりました。例えば英語は長文問題の量が多く従来のセンター試験と同じ要領で解こうとすると、かなり苦戦したという声がありました。数学I・Aも試験時間が伸びた分、思考力・判断力・表現力を重視する内容でした。従来のセンター試験は、どちらかといえば基本的な問題を素早くテキパキと解ければ、結果が出やすい試験でした。しかし共通テストは思考力重視の傾向があります。

家庭教師をこれから春からはじめる大学1年生は共通テストの経験者ではありますが、試験対策はセンター試験の過去問中心だったのではないでしょうか。2年生なら共通テストを受験した経験すらないでしょう。

しかし、これから指導する受験生は大学入学共通テストを避けて通れません。受験を指導する側も当然、避けては通れません。家庭教師は大学入学共通テストの対策をしなければ、十分な指導ができなくなりました。

難易度が上がった大学入学共通テスト

大学入学共通テストは「思考力・判断力・表現力」を重視しています。一方で従来のセンター試験は「知識・技能」を確かめるところに重点が置かれていました。共通テストでは、日常生活の中からの問題、複数の資料やデータを複合させた問題、解き方のパターンが複数ある問題、前問の答えによって解答が変化する問題など応用力がなければ、解けない問題が増えました。つまり初めて見た問題にその場で対処する力が求められるようになりました。

センター試験時代の経験だけでは指導が難しい

センター試験時代の経験だけでは、共通テストの対策は難しくなりました。制度が根本的に変わってしまったわけですから同じ教科でも、問題の問われ方が大きく変わったのです。同じ知識があっても、問われ方が変わると戸惑ってしまったり、解けなくなってしまったりするのは生徒だけではなく家庭教師も同じことでしょう。

センター試験の対策では、センター試験の癖を過去問で覚えて、センター試験の出題方法に慣れることで対策がとれました。しかし共通テストでは、共通テストの対策をしなければ、なかなか問題は解けません。当然、指導するとなるとさらに難しくなってしまいます。

学校の先生も塾講師も対策に追われている

学校の先生も塾講師も共通テストの対策に追われています。受験産業や教育に関わる職種の人は共通テストの対策をせざるを得ないのです。家庭教師だけが対策をしないわけにはいきません。大学受験で共通テストのような変化があったということは、時間差で中学入試・高校入試にも「思考力・判断力・表現力」が意識された問題が出題されることが増えると考えるのが自然です。家庭教師だけでなく塾講師、学校の教員など教育を仕事にする人は避けては通れません。

大学入学共通テストの傾向に生徒より先に慣れよう

大学入学共通テストの傾向に生徒より先に慣れておきましょう。先生は生徒より1日でも早く、教える範囲を予習し教えられる状態にしておかなければいけません。直接、受験生を受けもつことがなくても、自分の担当する科目の試験位は目を通しておきましょう。先生よりも生徒の方が大変です。生徒は全教科、少なくとも受験に使う教科全ての対策をしなければいけません。しかし、家庭教師は指導する教科だけ頑張れば十分です。その分、生徒の代わりに共通テストの問題に慣れて、コツをつかんで、そのノウハウを生徒に教えてあげましょう。

実際に共通テストの過去問を解いて、どんな練習をすれば点がとりやすくなるのか、本番でどのようにすれば高得点を取りやすくなるのかを、まとめると効果的です。

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まとめ

大学共通テストはセンター試験より難しくなりました。思考力・判断力・表現力が重視され、問題の問われ方が変わってしまいました。だからこそ、家庭教師をはじめ学校の教員、塾講師は共通テストの対策に追われています。家庭教師も自分の担当する科目の過去問を実際に解いて、具体的にどんな勉強をすればいいのかを生徒の代わりに分かっておくべきです。共通テストの対策をしておくだけで、今の時代に求められる学力に対する指導力も身につきます。

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