家庭教師バイトは社会科学系の(法・経済・経営・商・社会科学部)でもできる?
大学の社会科学系(法・経済・経営・商・社会科学部)などの学部生で、家庭教師アルバイトに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
社会科学系の学生は文系の学部生の中でも最も多いため供給過多なのではないかと不安に感じることもあるかもしれません。しかし、家庭教師として法学部・経済学部・経営学部・商学部・社会科学部、他には国際関係や教養学部などの学部生が活躍している例は少なくありません。
しかし、
・社会科学系だと学部の専攻が受験指導に直結しない
・文系科目の需要は少ないのでは?
このように不安を感じる方も多いかもしれません。
しかし、社会科学系の文系学生も家庭教師として十分、需要があります。本記事では社会学系の学部生が家庭教師バイトへの一歩を踏み出したい方が知っておきたいポイントを紹介します。
家庭教師の需要は社会科学系の学部生でもある?
結論から述べると需要はあります。ただし社会科学系の学部生であること自体が不利になることもなければ、有利に働くこともありません。最終的には人物重視の採用で学生の人と成りが見られます。ただ、実際に家庭教として活躍している学生に在籍している学部などを聞いてみると、社会科学系の学部生は少なくありません。受験生から人気の大学に在籍している、難関学部の入試を突破している実績などは採用でポジティブに働くこともあります。逆に偏差値に関してはそれほど高くなくても、人柄などが良ければ十分、採用される可能性はあるため神経質に気にしすぎなくて良いでしょう。
家庭教師で社会科学系の学部生が指導できる科目は?
受験で経験した科目を指導すると良いでしょう。特に経済・経営・商学部の学生で数学を選択した学部生は、私立でも文系でありながら数学指導ができることをアピールすると採用につながりやすくなるでしょう。特に需要の高い英語と数学を両方指導できる経済系の学部生は採用されるチャンスも多いのではないでしょうか。一方、指導科目を地歴公民・社会科だけに絞ると、需要が小さいため採用されづらくなるかもしれません。その場合は英語や国語、小論文などを指導できることをアピールすると良いでしょう。
公務員試験受験生は家庭教師バイトと相性が良い
社会科学系の学部生の中には将来、公務員試験を受験しようと考えている方も多いのではないでしょうか。特に行政職・経済職の大卒区分の公務員試験は範囲が広く、英語・国語・理科・数学・法律・経済など本当に幅広く勉強しなければいけません。 しかし、公務員試験の受験対策をしている学部生ならば、大学受験の指導はしやすいはずです。なぜなら、公務員試験の筆記試験対策自体が家庭教師の指導力に必要な基礎学力を固める訓練になっているからです。公務員試験に限らず、大学での専攻、将来に向けて勉強していることなどを家庭教師アルバイトでも活かせると根拠をもってアピールできれば採用される可能性は十分、高められるでしょう。
受験生時代の経験を上手くアピールすれば採用される
受験生時代の経験やエピソードも家庭教師として採用される際にアピールできます。例えば中学受験を経験した、難関の大学の入試を自力で突破した、英検を持っている、部活に打ちこんで最後までやり抜く力があるなど小学生から高校生の時に頑張ってきたことを振り返ってみてください。
きっと家庭教師アルバイトとして採用される際に、役立つ魅力的なエピソードが一つ、二つ出てくるはずです。
もし、出てこなくても将来のために今、頑張っていることを挙げれば、家庭教師アルバイトとして役に立ちそうなことが出てくるでしょう。
・将来のために今、取り組んでいること
・過去に頑張ってきたこと
この2点を整理して、家庭教師としてやる気があることをアピールできれば、他のたくさんいる社会科学系の学部生にも差をつけられるはずです。たしかに社会科学系の学生は数が多く「埋もれるのではないか?」と心配することもあるかもしれません。
しかし、たくさんいる中で埋もれないように少し工夫したり、努力したりすることで、採用側から魅力的な人材として目にとどまりやすくなります。
まとめ
大学の社会科学系(法・経済・経営・商・社会科学部)などの学部生向けに家庭教師アルバイトの採用で、気になるポイントを解説しました。確かに社会科学系の学部生は数が多いのですが、それが採用で特別に不利になったり、有利になったりすることはありません。あくまでも人物が採用では見られます。・現在、取り組んでいること
・過去に取り組んでいたこと
この2点から家庭教師アルバイトとして役立ちそうなことを、整理して自己アピールを考えてみましょう。