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宿題の出し方ひとつで、嫌いだった宿題も自主的にやれるようになってくる!

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家庭教師をおこなう上で、宿題は必須です。でも宿題が好きな子ってほぼゼロですよね。なので宿題を好きになってくれなくてもいいから、毎日行うことができるようになれば花マルです!! ではどうすれば宿題を自主的におこなってくれるようになるのか、家庭教師の働きかけはどうしたら良いのかを探っていきたいと思います。

宿題を出す意味

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宿題を出す先生も全力で拒否られる姿に「ここまで嫌がるなら、宿題いいかな~」なんて折れそうになりますよね。しかし、ここで負けてはダメです!なぜなら、宿題には生徒にとってとても多くの利益があるからです。 通常、宿題は今日勉強したところの問題をだします。つまり復習です。復習の重要性は家庭教師ならわかっていますよね。そうです「定着」です。「エビングハウスの忘却曲線」によると人は20分後には42%忘れてしまうそうです。時間の経過と共に更に忘れていきます。せっかく勉強して覚えた公式も、何もしなければ忘れてしまうということです。ですが復習することでそれが食い止められ、復習を繰り返すことで定着されます。勉強にとってはこの復習がいかに大切であるかがわかりますよね。宿題は復習のために出される、勉強の定着をはかるために最も重要な意味があるわけです。

どうしたら宿題を行えるようになるのか

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復習である宿題の重要性がわかったら、なおさら宿題を出したくなります(笑)。しかし、ここで焦って「なにがなんでも宿題を出さねば!」となっては逆効果です。宿題を出すには工夫が必要です。下記にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

生徒に見合う宿題を出す

これは家庭教師の基本中の基本です!生徒のレベルをきちんと把握した上で、今日一緒に勉強したところの復習を考えてみてください。全般に言えることですが、生徒を知ることなくして適切に勉強も教えられません。自分のみている生徒がある程度できる子なら復習と応用問題の宿題も必要です。出来ない子には今日の勉強でやった箇所を再度宿題としてもいいですね。このように生徒に見合う宿題を工夫してみてください。

毎日せざるを得ない状況を作る

家庭教師は学校や塾と違って、授業の時間が短いです。そのためにも毎日の宿題が必要となってきます。毎日の自主学習がすでに習慣付いている子であればいいですが、そうでない子の場合は、まずは学習環境を整えて上げることが大切です。プリントをファイルに曜日ごとに分けて、できたらシールを貼るなどのように、一目瞭然で今日やる量が把握でき、やった後の達成感も味わえるといいですね。溜め込むと家庭教師がくる直前に慌ててやるという自分がしんどくなる状況を想定できるのもいい方法だと思います。

優越感や自尊心をくすぐる言葉がけや態度での対応

これは常日頃心がけたいことですが、宿題に関しても効果的です。宿題を家庭教師との約束と位置づけることで、責任を持たせることへの子供扱いをしない姿勢をあらわします。生徒にとってはそんな家庭教師の姿は自尊心を高めてくれ、期待に答えたいと刺激を受けます。 また、きちんと宿題をやったことで家庭教師から褒められると、優越感も感じます。「褒めて伸ばす」ことを意識するだけで、やる気がアップしていき、宿題も自主的に始めてくれるようになってきます。

以上のように家庭教師の工夫が、嫌いな宿題に向き合うきっかけとなっていきます。そして宿題をすることで得られる、数字で表される成長を感じた時、積極的に取り組んでいる姿に変わっていることでしょう

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