家庭教師センターに登録しても依頼が来ない理由5選
家庭教師センターにせっかく登録したのに仕事の依頼が全然、入ってこないと感じる方も多いのではないでしょうか。家庭教師のアルバイトは基本的に登録制で、登録しただけで仕事の依頼を必ずされるとは限りません。登録しても仕事の依頼がなかなか来ない理由は様々ですが本記事では、よくある理由を3つ紹介します。また、家庭教師の依頼が来ない方のために、仕事の依頼が来やすくなる具体的な方法もあわせて解説します。
理由1:希望条件を絞りすぎている
家庭教師センターに登録しても、希望条件を絞りすぎると依頼はなかなか来ません。例えば小学4年生の算数のみ指導可能という条件を出してしまうと、都合よく通勤できる地域に小学4年生で算数を教えてくれる家庭教師を探しているご家庭がなければ仕事の依頼が来ないのは当たり前です。教科や学年以外にも働ける曜日や通勤できる地域なども影響します。いくら指導力が高くても希望条件を絞りすぎると、依頼はなかなか来ません。もちろん譲れない条件を無理に我慢することはありません。しかし。希望条件の絞りすぎは依頼される可能性を狭めてしまいます。そのため無理のない範囲で希望条件を広げておくことが、家庭教師アルバイトを依頼される可能性を高めます。
理由2:生徒が少ない
地域によっては少子化が進んでいるところもあります。特に地方の大学生の中には、家庭教師需要自体が少ないところに住んでいる方もいるかもしれません。そこに希望する教科や働ける時間帯との兼ね合いなども重なるとなかなか仕事の依頼が来ないこともあるでしょう。ただし、都市部の場合、生徒も多い反面、家庭教師を希望する学生も多くなります。一概に地方だから仕事が決まらないということもありません。理由3:時期的な問題
家庭教師の依頼が来やすい時期とそうでもない時期があります。例えば7月下旬など夏休み前は、生徒が塾の夏期講習か家庭教師を依頼するかなど、2学期に向けて学力向上を検討する時期です。夏休み前後は家庭教師のアルバイトを新規に始めやすい時期の一つかもしれません。また、3月も新学年に向けて生徒が塾や家庭教師を検討する時期で依頼されやすい時期の一つです。家庭教師の依頼は1年を通して、一定の需要はあるものの時期やタイミングなどの問題で依頼がなかなか来ないことも考えられます。「なかなか依頼が来ないから家庭教師のアルバイトをする資格がない…」と落ち込むことはありません。
理由4:履歴書や自己PRに魅力がない
家庭教師のアルバイトをする際に履歴書や自己PRを送るのが一般的です。実は履歴書と自己PRの内容もアルバイトが決まるどうかを左右する要因になります。アルバイトの履歴書と自己PRだからと簡単にすませてしまうと、本来のあなたの魅力が伝わらずに仕事が決まらないという悪循環に陥るかもしれません。履歴書や自己PRでは、年齢や学歴などの既に決まっている事実だけではなく、やる気をしっかり感じてもらえる内容を書くことが大切です。例えば、なぜ家庭教師を志望したのか、実際に指導することになったらどのような意気込みで、どのような指導をしたいのかまで踏み込んで書けると良いでしょう。
就職活動では昔から、自己紹介(過去)と志望動機(未来)の2つがしっかり答えられることが大切だと言われています。家庭教師のアルバイトでも自己紹介と志望動機が大切なことに変わりはありません。アルバイトの履歴書や自己PRだからと簡単に済ませず、あなたの魅力がしっかり伝わる内容にしましょう。
理由5:一つの家庭教師センターにしか登録していない
家庭教師センターに一つだけ登録して、後は仕事の依頼が来るのをただ待っているという人だと、なかなかアルバイトが決まらない可能性があります。例えば、あなたが英語の指導を希望して家庭教師センターAに登録しているとします。家庭教師センターAでは英語を希望する生徒はいなくても、家庭教師センターBでは英語を希望する生徒が複数人いるということもあります。この場合、家庭教師センターAにしか登録していないと依頼は来ません。しかし、家庭教師センターAとBに同時に登録していれば、仕事を依頼される可能性は高くなるでしょう。登録できる家庭教師センターは一つだけではありません。複数の家庭教師センターに登録して待つことこともできます。複数の依頼が同時に来たとしても、都合の悪い方はお断りして、引き受けられる依頼だけを引き受けることもできます。