家庭教師アルバイトをはじめる際に確認するべき3つのこと
家庭教師アルバイトは一度、はじめると簡単に辞めづらいバイトの一つです。辞めるにしても学期末、学年末などの節目まで続けるように言われるケースが多いようです。また、後任の先生が見つかるまでは続けてほしいと依頼されることもあります。簡単に辞めづらいアルバイトだからこそ家庭教師の仕事をはじめる前に、本当に引き受けて良い仕事かどうかを確認するべきです。そこで本記事では、家庭教師がアルバイトをはじめる際に最低限、確認するべき3つのことを解説します。仕事をはじめてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、しっかりと確認しましょう。
確認すること1:指導できるかどうか?
家庭教師センターに登録して依頼が来たら、本当に指導できるのかどうかを確認しましょう。そのためには、指導前に具体的な詳しい情報を家庭教師センターから漏れなく聞くことが大切です。
・生徒の解決したい課題と目標
・生徒の学年
・指導教科
・指導する内容の詳細と求められるレベル
・指導の頻度・回数・期間
・希望の曜日
最低限、この程度は確認するべきです。不明瞭、不明確なことを、そのままにすると、指導がはじまった際に「こんなはずじゃなかった…」という話になりかねません。
もし、ここを確認せずに指導に入ってしまうと、指導が上手くいかない、教材研究や指導するための学習負担が重くなってしまう、なんとか指導を続けても生徒の成績が上がらないなど結果的にクレームに繋がってしまうこともあります。
そうなると家庭教師も生徒も不幸です。もちろん家庭教師センター側も十分なヒアリングをした上で家庭教師の選定をします。しかし、家庭教師センター側が家庭教師の得意・不得意・指導力を見誤っている場合はミスマッチの案件を紹介されてしまうこともあるのです。
確認すること2:働く条件
働く際の条件も確認する必要があります。
・納得のいく適正価格の時給をいただけるのか
・直接、家庭で指導する以外の仕事はあるのかどうか
実際に指導をはじめる前に働く条件を聞き、本当にその条件で指導するべきかを考えてみましょう。適正な時給、適正な労働条件でなければ、いくら家庭教師の仕事にやりがいがあっても長く続けることができません。無理に納得できない条件で指導を続けているとストレスがたまります。場合によっては指導すること自体が嫌になってしまうかもしれません。もし、納得できない条件ならば勇気をもって断ることも大切です。断らずに無理に仕事を引き受けてしまうと新しい条件の良いアルバイトの話があっても、忙しくて引き受けられないということもあります。
確認すること3:訪問する家庭に無理なく通勤できるか
家庭教師のアルバイトは、訪問するご家庭に無理なく通勤できるかどうかも確認するべきです。通勤時間は意外に負担になってしまいます。特に長い期間、指導に入るとなると通勤しやすいかどうかで家庭教師の負担が大きく変わります。そのため訪問するご家庭の住所(事前に知るのが難しければおおまかな地域だけでも)、確認してGoogleMapなどで、無理なく通勤できるかどうかを確認しましょう。通勤時間は原則、時給が発生しないため効率よくアルバイト代を稼ぐには意外に大切なポイントです。
家庭教師アルバイトをはじめる前こそ慎重になろう
家庭教師センターに登録して仕事の依頼が来たら、待ちに待ったアルバイトができるため、きっと嬉しいのではないでしょうか。しかし、家庭教師のアルバイトは一度、はじめてしまうと、なかなか辞めづらい仕事です。そのため家庭教師の依頼が来たら一度、確認するべきことをしっかり確認することが大切です。
確認するべきことをもう一度、整理してみましょう。
1:本当に指導できるかどうか?
2:働く条件
3:訪問する家庭に無理なく通勤できるか
この3つを確認して、もしも指導するのが厳しいと感じたら勇気をもって断ることも必要です。家庭教師のアルバイトは責任のある仕事で簡単に辞めることができないからこそ、はじめる前に確認するべきことをしっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
家庭教師のアルバイトをはじめる前に確認するべきことを解説しました。家庭教師の依頼を一度、断ってしまうと二度と話が来なくなるのではと不安に感じるかもしれません。しかし、本当に避けるべきなのはミスマッチのご家庭で指導をはじめてしまうことです。
そして、家庭教師のアルバイトで条件の良い仕事をするなら複数の家庭教師センターに一括登録するのがおすすめです。沢山の依頼が来た中から自分にあった依頼を引き受けることで、良い条件で働けるようになります。そして、結果的に家庭教師の指導もうまくでしょう。