家庭教師アルバイト×就職活動 活かせるネタ Vol.1『志望校合格』
以前も話にあった就職活動で意識しなければならない3要素
、その中の一つ【問題処理能力】という点から家庭教師という仕事について考えましょう。
家庭教師とは『担当生徒の総合プロデューサー』です。バイトだと言っても、親御さんの理解さえ頂ければどのように育てるのかは自分次第であり、そしてその生徒さんは大なり小なり多くの問題を抱えているはずです。
つまり、それだけ家庭教師という仕事は話せるエピソードの宝庫だという事ですね。 受験・親子関係・不登校・性格・生活などなど、多岐にわたります。
その中でまずVol.1の話せるエピソードは選んだテーマはこちら、
◎生徒を志望校に合格させることが出来た◎
おそらく、家庭教師としてアルバイトをしていた人なら誰もが言いたがるであろう話ですね。これを同一人物が【問題処理能力】について意識したものとしないものとで書き分けてみます。
例えば面接でアルバイトについて尋ねられた時の回答、
①『人に勉強を教えることが得意だった自分はアルバイトに家庭教師を選び、中学3年生を担当。積極的に生徒に自作問題集などを作って提供するなど時間外の部分でも生徒のために尽力した結果、結果偏差値40付近だった生徒を偏差値60近くまで上げることに成功、当初は無理だと思われていた志望校に合格させることが出来た。』
②『アルバイトで家庭教師として高校受験生を受け持ち、1年で偏差値40代から偏差値60の学校に合格させる事が出来た。生徒の問題点を分析し、成績悪化の根底にモチベーションの低下が見られたため、レベルに合わせた自作問題集を作成・定期的に志望高校の過去問を解かせることなどで意識改善や目標の再確認をさせた。以降模試での成績も右肩上がりになり、結果志望校合格が実現した。』
以上2例を比較した時、
1で本人について分かるのは、人を教えるのが好き・時間外で自作問題集を自作する事。
2で本人について分かるのは、的確な分析力・分析に従い目的を持った行動が出来る事。
1、2どちらの方がより魅力的で役立ってくれそうでしょうか?
これは両方とも同一人物の事ですが、書き方や意識することを変えるだけで印象はガラリと変わります!
一般に企業が求めている人材とは【普通に仕事が出来るサラリーマン】で、家庭教師のバイトで『志望校に合格した』事は良いことですが、それだけだと『で?』となってしまいます。
向こうが知りたいのは『自分がどのような人間で、どのように貢献できるか』です。ぜひ意識してほしいと思います☆