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家庭教師アルバイト、そのやりがい

  家庭教師として生徒を指導していて感じるのは、ただ勉強を教えればいいのではない、ということです。

◆家庭教師は生徒の総合プロデューサー

以前にも触れましたが、家庭教師はアルバイトとはいえ生徒の教育に携わる仕事です。生徒は勉強だけではなく、多くの課題や悩みを抱えています。それは性格や生活、不登校、親子関係、受験など様々です。家庭教師はこうした生徒の課題や悩みを一緒に乗り越えていく存在であることが望ましいです。

家庭教師をしている私の知り合いは、担当生徒に体力が無いことから『間違えたら腹筋30回!』などちょっと変わった指導をしています。


◆エピソード【謝るという事】

私が担当したある生徒は『謝る』ということができませんでした。

謝る事が嫌だから謝らないのではなく、『悪い事をした』という自覚が無いようでした。それは集団生活をする上で、実はとても大変な事なのです。人は自分の過失に対して謝ることで、周りから許してもらいます。つまり謝れなければ周りとの溝は深まってしまうのです。実際にそれが原因で同級生との間に問題を起こす事がありました。

⇒そこで
保護者も私も『ごめんなさい』を自発的に言えるように訓練をしました。宿題を忘れた時、他人のものを壊した時に『こういう時は何て言うの?』と促して、『どういう時に謝るべきか』を根気強く教えていきました。

そんなある時、生徒が2回続けて指導日に遊ぶ約束を入れてしまう事がありました。正直私は嫌な気持ちになりましたが、2回目に生徒自身から連絡があり、一言『ごめんなさい』と言ってくれたのです。

生徒の母親もその様子を聞いていたようで、2人でその喜びを分かち合いました。

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