上手に使えば社会科最強の武器!「地図帳」活用法!【家庭教師の技】
みなさん、地図帳って使ってました? もらった時は自分の住んでる場所を調べてみたり、ディズニーランドの位置を調べてみたり、変な名前の国や島を見つけたりとみんなでわいわいするのですが、その後はほとんど使わなかったって人が多いのでは無いのでしょうか? しかし、上手に地図帳を使ってやれば社会科の勉強の強い味方になるのです。 その方法とは… 「教科書や問題に地名や場所が出てきたら地図帳で調べさせる」 たったこれだけ。「りんごの生産量全国一位は青森県で~」とでたら「青森県」の場所を調べさせる。「エジプトのナイル川の流域に発生したエジプト文明が~」とあれば「エジプト」「ナイル川」。といったように教科書と地図帳を往復させます。調べるのに慣れるまでは、おじいちゃん・おばあちゃんの家があるところを調べてみよう!、くまモンのいる熊本県はどこだろう?というように始めてもいいかもしれません。 なぜ、地図帳が武器になるのか
社会の各分野は,それぞれ「地図帳」とつながっている。どの分野でも「地図帳」と深くつながることで
最終的には「地理」「歴史」「公民」がしっかりつながるのである。ニュースで流れてくる様々な事件や情報を理解するには「地理的知識」だけではダメなのである。「歴史的知識」だけでも「公民的知識」だけでもダメである。
3つの領域の知識が「合体」して初めて理解できる事柄なのだ。「地図帳」が「合体」の強力な接着剤となるのである。
出典:まくべん:小ネタ:社会の中心で地図をひろげる2
社会科は暗記科目とよく言われ、暗記が苦手な生徒さんは社会が嫌いなことが多いです。しかし、地図帳で見てみることで関連性を見つけることができたり、大きな視野で社会科を学ぶことができます。例えば「さくらんぼの生産量一1位は山形で2位は北海道3位は山梨で4位は青森・・・・」これだけだとタダの暗記ですが、地図帳で見てみると寒い地域に偏っているのが目に見えてわかります。他にも、四大文明はすべて大河の近くで誕生したこと。竹島は日本と韓国のちょうど間にあること。いろいろなことが「視覚的に」理解できるようになります。視覚的に理解できることで文字列だけの表面的な知識でなく、自分で理解した忘れにくい本物の知識として得ることができます。
また、47都道府県、県庁所在地、ニューヨークの位置。ニュースや会話ではよく耳にしますが自信をもって全部答えられる大人はどれだけいるのでしょうか?そんな中、地図帳で得た知識はテスト対策のためだけの知識ではなく一生の財産になることでしょう。
地図帳勉強法ぜひ試してみてください。