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家庭教師バイトを辞めようしたら引き止められた。どうする?

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せっかく決まった家庭教師のバイトも都合で辞めたいと思うこともありますよね。例えば就職活動や資格試験の勉強に専念したい、指導をしてみたけど家庭教師が向いていなかった、家庭教師センターとの指導方針や相性が合わなかったなど様々な理由があるのではないでしょうか。普通、家庭教師センターに辞める旨を伝えれば辞めることはできます。しかし中には引き止めてくることや無理な要求をされてしまうのではと不安に感じる家庭教師の方もいるかもしれません。そこで、もしも家庭教師バイトを辞めようとして引き止められたらどうすればよいのかについて考えていきましょう。

家庭教師として責任をもって引き継ぎをしてやめれば問題はない

原則として辞める旨を伝えてから家庭教師として指導をしているならば、責任をもって家庭教師センターに引き継ぎをしてからやめれば問題ありません。辞めたいからと何の連絡もせずに音信不通になってしまっては、家庭教師センターにも指導に通っていたご家庭にも迷惑と心配をかけてしまいます。社会人として最低限のマナーは守るべきです。辞めようと思ったら計画的に余裕をもって辞める段取りを決めておきましょう。余裕をもって事前に辞める理由を家庭教師センターに伝えるとトラブル回避にもなります。

違約金や罰金をちらつかせられても気にしない

一般的な家庭教師センターならば事前に余裕をもって辞めることを伝えればトラブルになることは、ほとんどありません。しかし中には悪徳家庭教師センターや学生バイトに無理をいう家庭教師センターもないとは言い切れません。

例えば、あなたが契約している家庭教師センターが違約金や罰金をちらつかせて無理にでも仕事を続けさせようとしてきたらどうすればよいのでしょうか。例えば契約書の隅に「乙(あなた)は甲(会社)に対して契約期間途中で退職した場合違約金として50万支払う責務を負う」と書かれていたらどうしようという話です。しかし労働基準法では、そもそも、そのような契約を結んではいけないことになっています。つまり、そのような契約を結んだとしても「無効」になります。違約金や罰金をちらつかされても気にしないようにしましょう。

社会通念上、やめてはいけない理由を言われ続けても気にしない

法律的に違約金や罰金は無効だったとしても社会通念上、途中で辞めることは許されないと言われたら、どうすればよいのでしょうか。たしかに最後まで担当している生徒を教えるのが望ましいかもしれません。しかし家庭教師側には家庭教師側の事情もあります。例えば就職活動や資格試験の勉強などで指導に十分な時間を割けなくなってしまい中途半端な状態で、家庭教師を続ける方がかえって良くないこともあります。

家庭教師に限らずブラックバイトには強気の対応をしよう

家庭教師に限らずブラックバイトが社会的に問題になっています。人手不足の中、大学生のアルバイトに無理難題を押し付けてくることも少なくありません。しかし経営側の事情で社会的なルールを守らずに大学生に社会的なルールに反した要求をするのは許されないことです。むしろ何かおかしな要求を家庭教師センターからされているなと感じたら労基署や自分の大学など信頼できる機関と話し合いをするべきです。そして家庭教師センターが明らかに無理難題を言ってきているようなら強気で対応しましょう。家庭教師センターの中にも良心的なところもあれば、残念ながら悪徳家庭教師センターもあります。

家庭教師に限らずブラックバイトというのはあるので、万一、変だなと感じたら同じように周囲の信頼できる大人や団体を頼って問題を共有しましょう。学生がひとりで誰にもせずに問題を抱えてしまうと、無理難題をのむことになってしまいます。

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まとめ

家庭教師を辞めようとして無理に引き止められてしまっても原則、引き継ぎさえしっかりすれば、あとは違約金などを迫られても気にせずに辞めてしまって構いません。法律では2週間前までに退職の意思を伝えれば、そもそも問題はありません。基本的にしっかりした家庭教師センターならば、退職の意思を伝えても無理に引き止めてくるようなことはないのですが、万一、アルバイトに無理を言ってくるケースでは労基署や自分の所属する大学などに相談してひとりで抱え込まずに対応するのがおすすめです。

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