文系・理系別！大学生が家庭教師バイトで活かせる強み
大学生で家庭教師のアルバイトを考えている方も多いのではないでしょうか。大きく分けて文系、理系の学生に分かれていると思いますが、それぞれに良さがあります。本記事では、文系・理系それぞれの大学生が持つ強みと、それをどのように家庭教師バイトで活かせるかを詳しく解説します。自分の強みを知り、効果的に活かすことで良い家庭教師を目指しましょう。
文系の大学生の強み
文系学部には、文学部、法学部、経済学部、教育学部、外国語学部、社会学部などが挙げられるでしょう。文系の学生に共通する強みとして考えられるのが、文章構成力と論理的思考力ではないでしょうか。例えば、エッセイやレポートの作成を通じて、文章構成力と論理的思考力が磨かれています。大学によっては討論なども盛んに行われているためディスカッションなどの力もあるでしょう。担当科目としては英語、国語、社会、場合によっては小論文の指導などが考えられます。ただ家庭教師の中で一番、需要がある科目は英語でしょう。そのため英語力を高めておくと文系学生は家庭教師バイトが決まりやすくなるはずです。ただ、国語や社会を含む幅広い科目を教える機会もあるため英語以外の科目が全く役に立たないということはありません。
理系の大学生の強み
理系学部には、工学部、理学部、医学部、薬学部、情報学部、農学部などが挙げられるでしょう。理系学部に共通する強みとして考えられるのが、数値データの扱いと分析力や論理的思考力と問題解決能力でしょう。学部にもよりますが、統計や実験データの分析を通じて、数値データの扱いに長けているはず。また実習や実験などを通じて根気強さがある学生も多いのではないでしょうか。そして、何より受験科目で理数科目を選択してきたことから需要の高い理数系の科目を指導できるのも、家庭教師アルバイトの採用ではプラスになるでしょう。家庭教師アルバイトでは数学、算数が特に需要が高い科目です。理系の大学生は家庭教師アルバイトでも需要が高いため、仕事は決まりやすい傾向にあるでしょう。
ただ、理系の学生は単位をとったり卒業したりするのが一般的に難しくアルバイトする余裕がないということはあるかもしれません。そのため、学業と両立できるスケジュールでアルバイトができるかどうかが悩ましいところかもしれません。
文理関係なく最近の学生の良いところ
文系・理系関係なく最近の大学生の強みもあります。まず社会人の家庭教師に比べて大学受験を経験してから、時間が経っていません。そのため、受験生の気持ちに寄り添いやすいという強みがあるでしょう。また、近年の大学受験の傾向を、実際に体験していることも指導の際に活かせるはずです。特に共通テスト導入など大学入試は平成の頃に比べて大きく様変わりしています。受験参考書など最近の勉強の流行りなどに詳しいことも、指導で強みとなるはずです。
強みを活かすためにするべきこと
文系・理系ともに強みはありますが、どちらにせよ家庭教師としての資質や指導力を普段から高める努力が必要です。例えば、自分の得意分野や特技を客観的に分析して個人的な強みがどこにあるのかを見つめ直してみると良いでしょう。また、指導科目の教材研究もしっかり行いましょう。大学で学ぶ内容と生徒に指導する内容とで重ならない部分もあるため、改めて受験生の頃に学んだ指導科目の復習は欠かせません。家庭教師には学生と社会人のベテラン教師がいます。指導経験の豊富さでは社会人のベテラン家庭教師には、なかなかかなわないでしょう。しかし、学生の家庭教師には学生の良さがあります。若さ、親しみやすさ、柔軟な発想など社会人の家庭教師にはない強みもあります。
指導経験が短いことは日々の勉強で補いながらも、学生家庭教師ならではの良さを伸ばしていくことで、生徒から求められる家庭教師になるはずです。
