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学生家庭教師だからこその強み?受験で保護者と生徒の橋渡しになれる可能性


2024年度大学入学共通テストが1月13日、14日に行われました。特に話題になったのが英語の難化です。リーディングの分量が増えたり、エッセイ風の慣れていない読みづらい英文が出たりと親世代が受験した頃のセンター試験とは難易度も出題形式もかなり変わっています。また、親世代が受験生の頃に難関とされていた大学の合格ラインの偏差値が異なっていたり、推薦入試の割合が増えて一般入試で合格するのが難しくなっていたりと受験も大きく様変わりしています。このような中、学生家庭教師だからこそ担える役割があります。

親世代とは異なる大学受験

大学入試は様変わりしています。例えば共通テストは難化の一途をたどり、もはや親世代が受験していた頃の、センター試験は「足切り」「問題は簡単」といった常識が通じません。私立大学の入試も簡単ではありません。
推薦入試の割合が増えており、一般受験で入学するのが難しくなっていたりします。また過去に名門と言われていた女子大学が入りやすくなっていることもあれば、逆に入学難易度が高くなった大学もあります。特にどこの大学がどうなったかというのは本質的な問題ではありません。大切なのは親世代の常識は、現在の大学受験ではほとんど通用しないという事実です。

保護者と生徒の価値観のズレ

子世代の受験生はもしかすると親世代以上に大変な受験を乗り越えなければいけない面があるかもしれません。
そして将来に対するプレッシャーも感じストレスを抱えているかもしれません。そのような中で保護者の価値観を生徒が押し付けられていたら受験生活がますます苦しくなるでしょう。

入学難易度だけの話ではありません。時代によって人気の学部、大学も変化します。例えば文系ならば法学部が難関とされていた時期もあれば、弁護士や公務員の人気が落ち着き、経済学部や国際関係の学部の方が人気になっていることもあるなど、10年20年も経てば受験は本当に様変わりします。そもそも学校教育の基本となる学習指導要領も改定を重ねています。親世代と子世代で受験に対する価値観や受け止め方にズレが生まれるのも無理のない話です。

学生家庭教師の近年の大学受験を経験してきた強み

大学生の家庭教師の良さとして近年の大学受験を実際に体験してきたことが挙げられます。大学1年生2年生の家庭教師ならば既に大学入試共通テストを経験してきた世代のはずです。そのため、保護者よりも近年の大学受験に対する理解度は深いでしょう。

家庭教師の仕事をしていると保護者の方と話す機会も少なくありません。その際に、もし保護者と生徒との価値観が大きくズレていると感じたら、家庭教師も間に入って話をしてみるのも良いでしょう。実体験に基づいて保護者と生徒との橋渡し役になれるのは、学生家庭教師だからこその強みです。

学生家庭教師は実際に近年の共通テストをはじめとした対策に、自分の人生をかけて真剣に取り組んできたはずです。だからこそ指導できること、伝えられることがあります。

家庭教師は時代に即した指導をしよう

学生家庭教師の強みの一つは最近まで、自分自身が受験生だったことです。そして、近年の目まぐるしく変わる受験を乗り越えてきた強みがあります。指導の際にこの強みを生かさない手はありません。ベテランの社会人家庭教師にはない強みを生かした指導ができれば、生徒からも保護者からも感謝されるはずです。また受験は少しずつ変わっていきます。英語ならばリーディングの量が増えるなど新しい傾向が次々に見つかります。そのため家庭教師自身も近年の大学受験のニュースを追ったり、自分の担当科目の入試問題に目を通すなどしたりするとより確かな指導ができるようになるでしょう。

まとめ

学生家庭教師は近年の目まぐるしく変わる大学受験に真剣に取り組んできたことでしょう。だからこそ、近年の受験指導でも体験に基づいた指導ができます。また、保護者と生徒との価値観のズレていれば間に入ってすり合わせることもできる可能性があります。学生家庭教師の強みは若さだけではありません。近年の受験動向に即した知識や指導ができることも強みになります。

また、大学受験を担当するなら指導科目の共通テストの入試問題などに一通り目を通したり入試関連のニュースをチェックするなどしてみることも指導に役立つでしょう。

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