家庭教師は休める?休む際に気をつけるべきこと
家庭教師のアルバイトは責任の重い仕事です。生徒の成績や受験の結果までも左右してしまう可能性があります。
そのため一度、引き受けるからには責任をもって指導しなければいけません。しかし家庭教師のアルバイトをしていて都合が悪くなり、指導を休まなければいけないことも出てくるのではないでしょうか。例えば病気や怪我、大学の試験期間、就活などと重なるなど、どうしても休まなければいけないことも出てきます。
家庭教師のアルバイトを検討している方で、休めるのかどうか、休む際に気をつけるべきことについて知りたい方のためにポイントを解説します。
家庭教師は自由に休めるバイト?
そもそも家庭教師は自由に休めるアルバイトなのかと不安に感じる方もいるかもしれません。実は家庭教師は生徒とご家庭との関係次第では、指導する日程の融通のききやすいアルバイトです。小売業、飲食店などのシフト制のアルバイトだと休む際に他の人に代わりを頼むなどしなければいけません。勤め先のマネージャーから都度、この日に入ってほしい等と頼まれたりすると、なかなか休みづらいのではないでしょうか。家庭教師は自由に休めるアルバイトではありません。しかし、ご家庭、生徒との交渉次第で指導時間の変更などの融通がききやすい面もあります。そのため、家庭教師は他の仕事と比べても休みなどに融通がきかない仕事ではありません。もちろん自分の気分次第で勝手に休んだりするのは問題です。しかし、正当な理由があれば日程の融通がきくアルバイトと言えるでしょう。
休むときの対応
休むときには、なるべく早めに連絡しましょう。ご家庭も生徒も家庭教師の先生を迎え入れるための準備をしています。例えば部屋を片付けたり、指導前の復習や予習などをしたり、保護者がお茶菓子を用意してくれたりすることもあります。いきなり家庭教師に当日、30分前に休みますと言われたら急な病気や怪我などでもない限り迷惑になってしまいます。休む際にはなるべく余裕をもって連絡しましょう。留学、インターン、就活などの影響で長期間、家庭教師アルバイトの仕事が難しくなった場合も早めの連絡が大切です。長期間、指導が難しい場合は先生自体を替えることも必要になります。家庭教師センターにも相談して今後の対応について考えなければいけません。
休んだ分のアルバイト代は出ない
家庭教師アルバイトは基本的に時給制です。そのため、休んだ分のアルバイト代は当然でません。振替の指導をしなければアルバイト代が減ってしまう点には注意しましょう。特に自己都合で休んだ場合には補償などは原則、ないところが一般的です。アルバイト代で下宿先の家賃を補っていたり、クレジットカードの支払いをしたりしている方はバイト代が減っても大丈夫なように収入・支出についても確認しておくと安心です。生徒・ご家庭との信頼関係を日頃から育てておこう
家庭教師アルバイトの融通がきくかどうかは、生徒・ご家庭との関係次第です。信頼関係が築けていれば休むことも伝えやすいでしょう。また、休んだ後の指導日の振替も相談しやすくなります。一方、信頼関係が築けていないのに家庭教師の都合で休んだり、日程の振替の申し出が多すぎたりすると、生徒・ご家庭によっては心象が悪くなる恐れがあります。信頼関係を築けていないのに、家庭教師側が一方的な要望ばかり出していると担当から外されてしまうこともあるかもしれません。普段から生徒・ご家庭との信頼関係を築いておくことも、派遣先のご家庭が働きやすくなるかどうかを大きく左右します。いざというときにスケジュールの調整をしやすくするためにも、普段の指導を真剣にすることが家庭教師には欠かせません。