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覚えられない!生徒に相談されたらどうする?


生徒から「覚えられない!」と相談を受けた時、家庭教師としてどのように指導すればよいでしょうか。暗記は勉強において文系理系ともに欠かせません。社会や英語はもちろん、答えを考えて導き出す数学のような科目でも公式や解法の手順など覚えなければ、テストで点数がなかなか取れません。しかし、家庭教師の限られた指導時間だけで必要な知識を生徒はなかなか覚えられないでしょう。本記事では、生徒から「覚えられない!」と相談されたときに家庭教師ができることについて解説します。

エビングハウスの忘却曲線を説明しよう

人間は忘れる生き物です。覚えられないと悩んでいる生徒には、人間の記憶のメカニズムの説明からしてみましょう。その根拠として使えるのが教職課程でも勉強するエビングハウスの忘却曲線です。



使わない知識は図のように、放っておくと忘れてしまうという話です。一度、目にしただけ、聞いただけの知識は自然に忘れていくのが普通です。この話は学校の勉強だけでなく社会人の資格試験などの勉強でも使えます。
忘れるのは人間にとって当たり前のこと、一度、教科書や参考書を読んだり先生の話を聞いたりしただけで覚えられないのが普通だと生徒に伝えましょう。

覚えるなら時間より回数を意識してみる

エビングハウスの忘却曲線から導かれるのは、暗記は一度きりではなく、時間を空けて何度も繰り返すことが大切だということです。教科書や参考書、英単語集などは一度、目を通すだけでは、なかなか覚えられません。しかし、何度も繰り返すことで記憶として定着していきます。

社会人の資格試験の勉強で動画教材を使うことが当たり前になっていますが、最近では倍速機能がついていることが珍しくありません。難関資格に合格している人の中には1時間にゆっくり1つの講義を聴くよりも2倍速で同じ講義を1時間に2回聞いた方が記憶に残りやすいという人もいるそうです。教科書や参考書、単語集でも同じで時間よりも、目を通す回数を増やすことで記憶に残りやすくなります。

生徒が「覚えられない」と言っていたら、どのように教科書や参考書、単語集を覚えようとしているのかを、まずは確認してみてください。

知識の出し入れを意識する

教科書や動画学習、先生の講義をただ漫然とインプットするだけだと、なかなか使える知識として定着しません。
知識を定着させるには、知識を使ってみることも有効です。例えば問題集で知識を覚えているか確認したり、知識を使って問題を解いてみたりすることで忘れづらくなります。また、知識がどのように問題を解く際に使えるのかも一緒に学ぶことでテストの点数アップにもつながるでしょう。家庭教師が生徒に知識を使ってみる機会を意識的につくってみるのも有効です。

家庭教師が説明の際に意識すること

記憶には繰り返しが必要と言っても、無理やり暗記を繰り返すだけでは勉強はつまらないものになってしまいます。そのため、家庭教師が生徒に絶対に押さえておいてほしいポイントに関しては、知識の背景が分かるように説明したり、語呂合わせなどを使ったりするなど工夫も欠かせません。教科書や参考書に書いてあることを、そのまま口頭で言うだけでなく、家庭教師自身の言葉でかみくだいて説明できると生徒の知識定着につながるでしょう。ただ丸暗記した知識よりも先生が分かりやすく説明した理解できる知識の方が定着度は高いはずです。

家庭教師は定期的に生徒の知識定着度を確認しよう

家庭教師は、生徒が学習した知識をどの程度覚えているか、定期的に確認する必要があります。授業の最初に前回の内容の小テストを行ったり、単元の終わりに確認テストを行ったりして、生徒の知識がどの程度、定着しているのかを確認することも忘れないようにしましょう。

暗記は家庭教師の指導だけではできない

知識の定着や暗記は家庭教師の指導時間だけでは完結しません。むしろ、家庭教師がいない時間に生徒が自主的に暗記、記憶の定着に取り組めるようにサポートする必要があります。そのためには生徒に勉強の習慣づけが必要です。どのような記憶法でも、生徒が自分自身で時間をつくって取り組まなければ効果がありません。

まとめ

暗記指導のポイントをまとめると以下の通りです。

・エビングハウスの忘却曲線を説明し、忘れることを恐れずに復習する習慣をつける
・こまめに復習してもらう
・指導の中でどうしても押さえてほしいポイントは背景から分かりやすく説明する
・家庭教師も生徒の知識定着度を定期的に確認する

暗記は一朝一夕にはできません。家庭教師が根気強く生徒に寄り添い、適切なサポートを続けることで、生徒の覚えられない!という悩みにこたえましょう。

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